アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

福見お疲れ様

2013-04-16 16:39:33 | つれづれ
ロンドン五輪で、まさかの敗北をした柔道48キロ級の福見友子がついに引退を発表した。彼女に関しては、小生もなにかと応援したいところだったので、以前もこんな記事を書いたが、小生が彼女の立場ならば恨みつらみを言いたくなっただろう。

 柔道の福見、年内にも結婚!現役引退(日刊スポーツ) - goo ニュース

 だが、そんな福見も今回の引退に際しては、「幸せな柔道人生でした」と述べている。なかなか複雑な胸中を察するのだが・・・
 以前の記事で書いたように、フィギュアの中野友加里とイメージが被る。(今から思えば)絶頂期に、実績を挙げながら世界選手権や五輪に選出されなかった

 直前二年休んでいて、しかも全日本で福見に敗れた谷が「過去の実績重視」で選出されたし、中野は五輪選考のシーズン、すべての大会で安藤を上回る実績を挙げ、グランプリファイナルでも表彰台に立ったにも関わらず、「それまでの実績」で外された。
 皮肉にも中野は、次の五輪は「それまでの実績」では抜群だったが、「直近の実績」で外された(涙)


 記事には「悲運」なんて書かれているが悲運ではなく、「不遇」と書くべきでは・・・福見に落ち度があるわけではなく、しっかりと選出されるだけの実績を挙げていたのだから。
 全日本で勝っても「過去の実績」で、世界選手権に行けず、五輪の時には「世界選手権の実績が不足している」ことで行けない・・・じゃどうしろって・・・

 おそらく、当時の福見はそんな気になったんじゃないかって・・・
 ただ、テレビでの会見とこの記事の写真を見て、ある種ほっとしたのも事実。中野のときは、ホームページへの挨拶すらできず、お母様が代わって挨拶したほどだったから。

 もちろん、ロンドンからしばらく時間があったこともあるだろうが、とてもさわやかないい表情に見えるのは小生だけか?
 こちらの写真にあるように千葉つながりで、ロッテの井口からユニをプレゼントされたようだが、こうしたやりとりそのものが今となっては嬉しい。

 今後は後進の指導に当たりながら、ロシアの代表コーチも務めるようだ。皮肉にも、国内よりも海外での方が評価されているのかも・・・
 もっとも、今なにかと話題の女子柔道の代表のコーチ就任の要請を蹴っていたが・・・この辺、やはり奥底に日本柔道連盟に対する思いはくすぶっているのかも知れない

 とはいえ、近々ご結婚の様子。考えてみれば、まだ27歳。そう、まだ・・・なのだ。彼女の育てた選手が五輪で金メダルを取る・・・夢の続きを期待したい。
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