アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

桃の木温泉 山和荘別館

2010-12-06 06:27:50 | 日本秘湯を守る会
毎度おなじみ日本秘湯を守る会、今回は今まで行ったことのない山梨の秘湯をチョイス。足の便利さとホームページを見ながら、行ったのが「桃の木温泉 山和荘別館」である。


 場所は南アルプスの麓というべき場所、道も比較的快適で、行きやすい感じだ。桃の木温泉というが一軒宿。本館もかつてはあったらしいが・・・
 入ると、簡潔にして必要十分なインフォメーションをしながらお部屋に案内された。豪華ではないが、清潔で印象はよい。

 まずは、貸切家族風呂に・・・左写真のように、景色がいいわけではないが、いい感じできれいだ。しかも、この温泉透明で適温で長く入れる。
 ここはすべて源泉掛け流しはもちろんのこと、加温もせず、そのまんま使用しているという。さらに、飲用も可能である。


 そして、大浴場にはしごだ。宿の規模が大きくないので、大型旅館ほどではないが、なかなか大きな浴場。アメニティも充実している。
 そして当然のように露天風呂もついている。露天も屋根がないのがちょっと気になったが、快適な温度でゆっくりつかることができる。

 さて、宿泊のお楽しみとなれば夕食だ。ここの夕食は部屋食であり、写真のように一度にドーンと出てくる。
 派手さはないが、一品一品しっかりしていて美味しい。ヤマメの塩焼きなどなかなかよかったぞ。当然のように、地酒をお願いする。


 さて、ここのお宿は温泉も料理もよかったが、いろいろ追加のお勧めポイントがある。部屋に入って、すぐに目にした「桃っ子だより」というガイドが下写真。
 ふむふむ・・・ここの若女将は、デビュー一年未満とか。ガイドには近所の散策案内のほか、彼女が宿のプランなど、いろいろプロデュースしていることがわかるぞ。

 お風呂には、スリッパキーパーもあったし、売店もちょっとしたポップなど工夫がうかがえる。アメニティも、とりやすい雰囲気があった。
 さらに浴衣も桃の木温泉という名前にちなみ、ピンクで新調したという。テレビ朝日の番組で女将修行をやり、地元のテレビにも取り上げられたという。帰りには、若女将の手書きでキャンディなども・・・


 山あいの小さな宿で、登山のお客様などには便利かも知れないが、これといった観光地がない中で、一生懸命頑張っている姿に好感が持てた。
 ちなみに日帰り入浴も対応しているという。入浴中、ほとんどのお客様がゆったりとした表情で、自然と挨拶していたのは、気のせいだろうか。


 さて、翌朝朝食の会場に向うと、くだんの若女将が笑顔で出迎えてくれた。桃っ子だよりに載っていたとおりの可愛らしいお嬢さんだ。
 朝食が終わると、ロビーでコーヒーのサービスがあった。若女将自ら入れてくれる。これは嬉しい。当然いただいた。

 お話も少しさせていただき、今はレディースプランのほか、クリスマスプランなども展開しているという。
 そしてお願いしたのが、ツーショット写真。顔出しはさすがに・・・だが、この宿に興味をお持ちの方にはぜひ宿泊することをお勧めする。

 若女将の笑顔と、元気とそして抜群の温泉が皆さんを癒してくれること間違いなしである。ここは間違いなく定番になる・・・そんな宿であった。

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