アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ALWAYS 三丁目の夕日

2005-11-20 12:11:49 | つれづれ
久しぶりに映画を見に行ってきた。ALWAYS「三丁目の夕日」である。昭和33年の設定の話だという。しかも、これはビッグコミックオリジナルに連載している漫画をベースにしているという。これはもうオヤジ世代としては、これは行くしかない。

 ということで、見に行ってきましたあ、「三丁目の夕日」。いやあ・・・感動しましたあ。かなりウルウル来ちゃいました。
 ストーリーは、ここで書くのはご法度でしょうから、控えますが、昭和33年、いや厳密には32年の東京タワーが建築されていく設定になっている。

 一口で言うと、「もはや戦後ではない」と言われた時代でありつつ、まだ江戸時代の香りがどこかに残っていた時代だ。
 この話も落語の世界の焼き直しみたいな感じで、それぞれの役者がよくよく昭和のあの頃を漂わせてくれている。落語のシーンにずいぶん被った。

 薬師丸ひろ子も小雪もよかったし、掘北真希がものすごーくよかった。だが、それ以上に子役が抜群によかった。そうそう、子供の頃ってこうだったんだよなと、思わされる時代設定にウルウル来てしまった。
 もちろん、この子役たちは小生が子供の頃の設定より上の時代ではある。だが、あの頃の時間はゆっくり過ぎていた。だから、小生が子供の頃にかなり被るのである。

 映画を見ながら、あの頃は決してリッチではなかったけど、「明日は、きっと今日よりよくなる」という希望に満ちていたことを思い出していた。
 人間が熱かった。その人間が熱くなくなったのは、いつ頃からなんだろう。今の日本で、明日は今日よりよくなるなんて思っている人がどのくらいいるのだろう・・・

 きわめて、俗な言い方であるが、忘れていた何かを思い出すことができた。そんな映画だった。この映画、冷静に考えると毎日の平凡な出来事を綴ったものだ。
 でも、そんな中のちょっとしたイベントをつなぎ、よくあの頃を描くことに成功している感じである。

 この映画は、世代によって見え方が違うのは間違いないが、オヤジ世代にはかなりオススメの映画である。またCGの素晴らしさも特筆ものであり、この映画の話題になっているというのも頷けた。
 昭和のノスタルジーに浸っていまだ、ボーッとしている小生である。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レディースセット一丁! | トップ | おいしいお好み焼き屋なのですが »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ん? (ナイト姉)
2005-11-20 12:31:03
あの~先生。私かなり心配しておりましたが、、、

映画だけだったら心配の必要ないんで



映画を見に行かれるとはいつもお洒落ですね!奥様とデートかしらうらやましい~

お幸せに~
返信する
ご心配おかけしましたが ()
2005-11-20 15:22:29
小生けっこう涙腺弱く、感激するとすぐウルウル来ちゃいます。

いい話でした・・・でもナイト姉さんと一緒だったらなあ・・・(けっこう本気)

返信する
うっ。。。間に合わなかった。。。 (すぽっと)
2005-11-20 15:32:55
今ちょうどコメント見ようと思ったら師匠がコメントバックしている最中。。。お、最新記事に行く前にコメントしちゃお!って思ったのに何故か日本語変換がスムーズに行かず。。。間に合いませんでした。。。



↑私もちょっと心配したんですけどね。。。

ウルウルの原因がコレだったら安心、でしょうか。

でもいい映画を見るっていうのもいいですね。ちょっとノスタルジックな師匠でした。



返信する
心配しましたよ (ゆきこママ)
2005-11-20 17:19:36
ウルウルの原因は映画だったんですか。



>明日は今日よりよくなるなんて思っている人がどのくらいいるのだろう・・・



そうですね、自分もたぶんそうは思っていなかったですね。



その頃私は○歳、でも日本の変わりようを見ながら、希望に満ちていたことを思い出します。



映画、観て来ようかな。。。
返信する

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事