中華料理に医食同源ということばがある。よく聞く言葉であるが、それにそったメニューならなんか健康になりそうな・・・
そんなことを思い出したのが、富士見台の嘉門というお店に立ち寄ったときのことだ。こちらは駅前の商店街からは少し離れている。
中国人のご夫妻で切り盛りされている様子で、地味だが、シンプルで明るい店内だ。メニューの方も中華食堂らしく、いわゆるラーメン屋とはかなり異なる。
昼食メニューでは、麻婆豆腐定食とか、ホイコーローなどの中華の定番の物が並ぶが、お店の外に貼られていた医食同源と書かれた担々麺が気になった。
店内にも医食同源という大きな貼り紙があり、こちらがそれにこだわっていることがわかる。となれば・・・で、担々麺を注文した。
ほどなくして出てきたのが、トップ写真のこれだ。写真ではわかりにくいが、具の盛りが大きく、それなりにボリュームがある。
さて、まずはスープからいただこう。ズズッ・・・おっ、これは・・・いわゆるラーメン屋で食べる担々麺とは違うぞ。
なんというか薬膳っぽい味わいがする。辛さよりも酸味を感じて、それほどピリ辛という感じではない。
店外のポスターにあるように、クコの実などの薬膳的な食材も確認することができた。また化学調味料を使用していないということで、ジャンクさはなく、二郎とは別世界だ。
人によっては物足りなさも感じるかも知れないが、なんとも身体に良さそうな空気が漂ってくる。
また、こういうお店でこだわるのも何だが、麺は中太のストレート系、あまり特徴は感じないが、普通に満足感がある。
たまには、こういう料理もいい・・・そんな気がした。担々麺を食べてこんなに健康になれそうなら、時々立ち寄ってもいいかも。
立地的にもちょっと行きやすいところではないが、これからはルーティンの中に入れてもいいかも・・・って。
あ、いや待てよ、次回は別のメニューに行ってみようかしらん・・・
ただ、一点だけ気になったことがある。小生が入店して出ていくまで、お客様が一人もいらっしゃらなかったことだ。こちらには長く経営されているようなので、心配する必要はないのだろうが・・・
とりあえず、近々再訪決定である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます