あくまで小生の個人的な意見だが、日本史上二人の天才を挙げろと言われたら、小生迷わず織田信長と弘法大師を挙げる。織田信長に比べると、弘法大師については多少伝説めいたものが多いが、それでもなお・・・と。
と言うことで、以前から弘法大師の本拠地ともいうべき高野山に行こうと計画していた小生、先日ようやく実現した。
自宅を早朝に出発し、東京駅を7:30に出発するのぞみに乗り、なんばから南海に乗り換えて高野山駅に着いたのが12:30。おお5時間かかる・・・
高野山駅からバスに乗ってまず向かったのが壇上伽藍と呼ばれるゾーンだ。高野山は全体が金剛峯寺の寺域だが、中心部にあるのが壇上伽藍である。
参道を進むと目に飛び込んでくるのが一番上の右写真の光景、いろんなテレビなどでやたらと登場する根本大塔が赤くそびえたつ。
実は来てみてびっくりしたのだが、この塔がかなり巨大なのだ。よくお寺にある多宝塔のノリで考えていたがとんでもない。高さは48m以上あるという。
中は密教の世界で、曼荼羅に囲まれた中に大日如来を中心に5体の巨大な如来像と柱に描いた菩薩で、荘厳な雰囲気を醸している。
ここに隣接している金堂とともに人だかりができているのが、三鈷の松だ。弘法大師が中国から三鈷を投げたらこの松に引っ掛かっていて、それをもとに山を開いたという伝説がある。大谷君も真っ青の強肩だが(苦笑)
そのため、ここには三又の松葉が発生し、見つけると幸運が来るらしい・・・
当然、見つけられなかったが・・・ここから金堂や御影堂、中門の仁王像などを見ながら、霊宝館に回る。
この霊宝館もなかなか見ごたえがある。じっくり見たらかなり時間がかかりそうだ。だが、早朝から動いているせいか、疲労も出てきた(汗)
そして、ここから金剛峯寺に回る。壇上伽藍からはすぐだが、華麗にして壮大な壇上伽藍に比べると地味目な印象。
だが、密教の道場としての佇まいはそこかしこに見られ、台所にある釜では一度に二石炊けるという・・・
いやはや、予想はしていたが、さすがにすごい・・・ちなみに金剛峯寺の紋は二つあり、ひとつは秀吉からいただいたものという。
週末ということもあり、お遍路さんと思しき衣装の方々もたくさんいらっしゃる。改めて四国八十八箇所と同じ人物が開祖だということを認識した。
さて、ここから宿坊に行くにはまだ少し時間があるし・・・で、お土産屋さんなどを見ていくことにした。
というところで、次号に続く・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます