アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

半井さんは知らないかな?兵庫の話

2005-04-19 17:07:28 | つれづれ
出張で新神戸で降りた。新神戸の駅で、改札を出たところに、大きな桶が置いてある。正直違和感を覚えつつ、その桶を注視したところ、お待たせ桶(OK)の文字が・・・(笑)

 さすが、大阪!待ち合わせもシャレが効いている。と思ったが、ここは大阪ではなく、兵庫県の神戸である。お洒落な神戸にして、これかよ・・・という感じもある。
 ときに、この兵庫県の地名であるが、この名前の起源は何なのだろう。神戸市の中に兵庫区というところもあるが、神戸市出身の方もご存知の方が少ないようだ。

 兵庫の名前の起源は、「六甲山」である。これは、いまでは「ロッコウ」と読んでいるが、元々は「ムコウ」と読んでいたのだ。
 この「ムコウ」に別の字をあてた地名が、「武庫」である。今でも「武庫之荘」なんて地名に残っている。この辺は、以前書いた地名の変化の話とも似ている。

 ここまで来ると、もう一息だ。そのうちに、「武」の字を同じような字で「兵」に置き換える輩が出てきた。これで、兵庫という地名が完成したのである。
 そうしてみると、兵庫県という名前は、「ヒョウゴ」という地名があって、それに字をあてたのではなく、シャレにシャレを重ねた結果であるということができる。

 さすがお洒落な神戸である、といったところだが、神戸出身の半井さんやミキティも知らないだろう・・・しまった、ミキティは名古屋だったか(笑)(←もうただの趣味に走っている)
 冗談はともかく、瀬戸内から日本海まで到達するかなり大きな県の名前が、神戸の象徴とはいえ、山の名前からきているというのは意外なはずである。

 歴史的に言えば、姫路県や子午線にちなみ、明石県でもよかったわけだし、そもそも神戸県でもよかったわけである。あ、姫路県だと「姫」事件で~す、なんて言われるか・・・(苦笑)
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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兵庫という (すぽっと)
2005-04-21 11:31:09
名前が出来る迄に色々な変遷があったのですね。でもそれがホント「シャレにシャレを重ねた結果」だと言うのは笑えます

うん、ちょっと「神戸」らしくないかな。ハハッ。
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