アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

田舎のB級グルメ、げんなり寿司と肉チャーハン

2013-01-28 06:00:02 | グルメ
小生の田舎では、キンメが有名だが、一方でB級グルメ的なものがいくつかある。そのひとつが、左写真のげんなり寿司だ。


 もともとは、お祝い事があったときに作るもので、ごちそうなどない時代のしろものという印象。とはいえ、小生もガキの頃何度も目にしている。
 こちらの写真はスーパーで販売しているもので、今ではだいぶ小さくなって普通にランチ用に・・・って感じで売られている。

 二個パックで853kcalというから、一個でご飯茶碗3個分くらいか。これでも十分大きいが、小生が昔見たのは各家庭で作られたもので、こんなものではなかった。
 記憶に間違いなければ、高さは5cmくらいあった。文字通り一個食べると、げんなりして(疲れ果てて)しまうので、その名がついている。また、キンメなどのでんぶが上に乗っている。


 まあ、キンメのでんぶ自体がぜいたくといえばそうだが、田舎ではもともとキンメは普通に手に入るものなので、ぜいたく品ではなかった。
 その一方で、食堂で味わうB級グルメが肉チャーハン(トップ写真)だ。こちらは、今から40年くらい前に、かっぱ食堂というところでメニューに出したのが始め。

 今では、田舎のいくつかのお店で出しているし、隣町でもいただける。薄味のチャーハンの上に、野菜とともに炒めた肉のあんかけがかかるもの。
 想像のとおり、完全なジャンク系で、このかっぱ食堂は今では知る人ぞ知るって感じになっていて、釣りに来た人などにも人気のようだ。


 年末、大みそかに行ったが、常に満席で人気は相変わらず。姉妹品のエビチャーハンも人気である。
 写真ではわかりにくいが、実はボリュームもそれなりにあり、食べきれなかった。ところが、聞いていると大盛りをオーダーするお客さんが多いことに気付く。

 ジャンクなメニューだけに、大盛りを食べる人も多いようだ。ちょっと笑ってしまったのは、隣のご家族連れ。幼稚園くらいのお子さんがラーメンを頼んだが、お父さんが大盛りの肉チャーハンを頼んだのを聞き、僕も大盛りにすると泣き出した。
 あまりに激しく泣き出し、聞き分けないので、やむなく大盛りにしていたが・・・もちろん、手に負えるものではなく・・・なんかほほえましい風景ではあった。

 伊豆稲取にお越しの節は、一度お試しあれ・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 応援したい新成人スポーツ選... | トップ | おお、遥チャンスだ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事