いいなあ公務員って・・・

このところの新聞やらネットのニュースを見ていると、なんともトホホなニュースばかりであるが、小生のごとき、普通の会社にいる人間からすると、ねたましいようなものが目に付く。

　写真は、先日のある新聞に載っていたニュースだが、年金保険料を横領した職員のうち、処分すらされていない人がけっこういるというのだ。
　えっ、それって・・・にわかには信じられない。小生の会社であれば、会社のお金を１００円チョロまかせば、間違いなく懲戒免職である。

　いや、それは特別なことではなく、普通の会社はそうであろう。ましてお客さまのお金ならなおさらである。
　それが、１００万単位で横領しても処分にならないなんて・・・なんてうらやましいこと(苦笑)。もちろん、まじめな公務員もたくさんいるのはわかっているが・・・

　と思っていたら、こんなニュースもあった。
　社保庁職員、懲戒受けても「Ａ評価」…不正免除の２６人(読売新聞) - goo ニュース

　つまり、懲戒処分になっても人事評価は変わらないようなのだ。なあんだ、だったら横領で処分されないのも当たり前か・・・って、そういう問題ではないか。
　しかし、皮肉に考えると、これだけガッチリ守られているところで、高い意思をもってお仕事をすることってけっこうすごいことである。

　少なくとも、小生にはその自信はないぞ。やっぱり公務員ってすごいのかも(苦笑)

　待てよ、こういう評定制度の中で、CとかDとかつく人っているんだろうか・・・いや、いたとするとどんな人なんだろうか。
　それはそれで、ちょっと興味深いものである。

　もっとも横領された年金保険料は、本人が調べて特定できない限り、年金には反映できないんだよなあ・・・なんか複雑。