アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

手打蕎麦「美田村」の田舎しぼり

2010-08-28 08:07:21 | グルメ
上田周辺の寺社巡りの合間にお昼を・・・ということで車を走らせながら飯屋を探した。長野となれば、ここはそば屋しかないだろう。


 安楽寺から前山寺に向う途中、こだわりを感じさせる看板が目に留まり、わき道に入って訪れたのが、今日紹介する手打蕎麦「美田村」だ。
 入り口には騒がしい子供の入店お断りとあり、いかにもこだわりのがんこオヤジの空気が・・・大丈夫かしらん。

 お昼には少し早めだったが、店内には先客がいた。うむむ・・・正解だったかも。メニューを見ると「田舎しぼりそば」というのがお勧めのようだ
 ということで、これを注文。さらに青豆とうふと野菜天ぷらを注文した。まずはとうふが出てきた。本当ならビールを飲みたいところなんだが・・・


 うん、塩とわさびでいただくこのとうふ、香りが違う。なかなかいいぞ。といいつつ、店内を見回すと、諏訪大社の御柱祭りの飾りがたくさんある。
 ほどなくしぼりそばが出てきた。この名前は、つゆとして辛味大根をギュッとしぼったものと別に味噌がつくことからついているという。

 店員のお姉さんから、まずはそばをそのまま、そして次に塩をつけて食べてほしいという。ふーん・・・と思い、まず写真を撮ろうとしていたら、ご主人が出てきた。
 「えっ、写真なんか撮るの?」と言われたが、とりたてて気難しいわけではなく、お話好きのようだ。そしてしぼったつゆにそばを漬け食べてから味噌をつまめという


 まずはそのままとか塩でそばをいただく。コシが抜群で、ご主人がこだわって挽いたことが伺える。蕎麦自体の味もよい。
 そして、しぼりのつゆでいただく。むむむ・・・これはまた違う味わいだ。ご主人から「今日の蕎麦の出来はどうでしょうか」と聞かれる。もちろん二重丸だ

 思う間もなく、普通のそばつゆが出てきた。これを少し味わったら、ご主人がくだんのしぼり汁と味噌をそばつゆに入れ、溶かして食べてほしいと。
 これでまたそばに行く。お、おお・・・これまた違う味わいだ。これはすごい。まずは素で、そして塩で、それからしぼり汁、そばつゆ、最後にミックス。一杯のそばでこんなにいろいろ味わえるとは思わなかったぞ。

 飛び込みで入った店だが、これは大満足だ。ちなみに、ご主人はお祭り好きで、御柱だけでなく、浅草や岸和田あたりにも遠征しているという。
 お店の名刺には、定休日は「木曜日。でも営業していることが多いので、電話してみてください」とあった(苦笑)

 なかなかユニークな、こだわりのご主人のお店美田村・・・日帰りドライブでも行く価値ありそうだ。って、さすがにちょっと遠いかしらん・・・(汗)
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