先日の記事で、蟹とガニの話を取り上げた。その話が浮かんだとき車は河津七滝に近づいていたのだが、そこでまた新たな疑問が・・・
河津七滝はご案内の方も多いと思うが、「ななだる」と読む。河津では滝のことを「だる」というのだが、七滝の遊歩道の入口地点のバス停が「水垂」と書いて「みずだる」と読むので、滝は水が垂れるところがその語源ではないかと思われる。
それはともかく、新たな疑問は滝の名前についてだ。
滝の名前って、どうして「〇〇の滝」というふうに、「の」が付くんだろう。日本三名瀑といえば、「華厳の滝」(トップ写真)「袋田の滝」(左写真)「那智の滝」(下右写真)だが・・・華厳滝なんて言わないし・・・
もちろん、この疑問を考えているときに「浄蓮の滝」を通過し、石川さゆりの曲が頭の中を流れたのは言うまでもないが・・・(←どうでもいい)
ちなみに、湖の場合は「〇〇湖」というのが普通で、「の」は入らない。この違いって?・・・滝は川の一部で、滝のある場所を指定するのが普通だから? とか考えた。
だが、真剣に考えたことなどないし、そんな疑問を調べてもどうなるのやら・・・で、この記事に書き綴っている次第。
と言ってるそばから、箱根の「芦ノ湖」は「の」が入るじゃないかって・・・むむ、かくなる上は滝の方も例外があるかも知れない。
あっ・・・日本一の落差を誇る富山の「称名滝」(左写真)は「の」が入らない。この滝は落差350mというものだが、写真の左が称名滝である。この右に見える「ハンノキ滝」は夏場だけの限定で、滝としては認められていない由。実際は、こちらの方が落差は大きいのだが・・・見に行ったことがあるが、そのときはハンノキがないときだった。それにつけても称名滝の規模感はすごかった・・・
さらにいえば、この場合も「滝」と書いて「だき」なわけで、蟹の話とおんなじパターンなのかも・・・なんて来て、もはや頭がぐしゃぐしゃになってきた。
うっ・・・そこまできて、今更ながら思いついた。河津七滝は、「大滝」「釜滝」「えび滝」「蛇滝」「かに滝」「出合滝」「初景滝」とすべて「の」がない・・・
そういえば、英語では川や滝の場合、Amazon RiverとかNiagara Fallsとか書くのに対し、湖の場合はLake Michiganと違う書き方になる。
むむ、いよいよもってぐしゃぐしゃになってきたぞ・・・って、こんなこと真剣に考えても何にもならないなあ・・・
いや、真剣に考えてるやつなんていないんじゃないかと・・・(←結局どうでもいい)
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