アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

スペイン紀行7セビリア大聖堂

2005-08-03 05:22:59 | スペイン紀行
今日は、アンダルシア州の州都であるセビリアの市内を観光した。セビリアといえば、カルメンや「セビリアの理髪師」で有名だが、町自体は小生あまりイメージがなかった。

 まずセビリア万博の記念に作ったというスペイン広場からだ。広大な広場であるが、怪しいお店屋さんも並んでいる。
 その次は、セビリアの大聖堂だ。町のどこからも見える鐘塔が高い・・・が、ちょっと違和感がある。ここもイスラムの寺院を改装したため、塔はイスラムの様式なのだ。

 高さは98mという。イスラム時代の75mのところまでは今も昇れる。昇ってみた。セビリアの町が一望できる。
 さて、大聖堂である。でかい!とにかく大きい。聞けば、世界第三位という。特に祭壇については高さが20mあり、世界最大だという。

 しかし、驚いたのはこれからであった。この大聖堂、ゴシック様式なのだが、巨大な柱の質が悪く、ほとんどがひび割れているという。
 一番ひどいところはまわりを囲い、柱の中にコンクリートを入れているという。えっ、それって・・・そう、ここの柱の中身は陶器のかけらを入れてあるというのだ(汗)

 さらにステンドグラスが見事なのだが、汚れたり壊れたりするので、今順次修復中である。しかも、これを国内では直せないので、ドイツに持っていくと(笑)
 さすがはスペインである(笑)。柱の修復も何年かかるかわからないという(爆)。

さらに、ここにはコロンブスの墓があり、遺灰があった。これは4人の王様がお神輿よろしく棺を担ぐ形で、その中にあるという。
問題は、この遺灰が本物かであるが、最近DNA鑑定をしたそうな。ずいぶん時間がかかったわりに、結論が転々とし、どうやらコロンブスでなく長男のものだという(笑)

では、なぜDNA鑑定ができたかというと、同じ聖堂の中にコロンブスの次男の墓があるからであった。これを基に鑑定したらしいが、おもしろいことがわかった。
なんと、次男の母はまちがいなくコロンブスの妻らしいが、父は・・・(爆)。確かに、コロンブス家はずっと単身赴任だったからなあ(爆)。

さすが、スペインである(汗)。イタリア人に匹敵するノリを感じつつ、日本にいるエルメスを思い出した桂である。さあ、これから一路、グラナダへ向かうぞ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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早くもホームシックですか(笑) (ゆきこママ)
2005-08-03 06:09:31
>日本にいるエルメスを思い出した桂である。

桂さまには、エルメスは何人いるのでしょう(笑)

まあ、10人以上いるのは、確かと思いますが(爆)
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これも (すぽっと)
2005-08-03 15:26:46
イスラムの名残なんですか。。。

しかも75m迄はイスラム時代のものでその後改修で98mに。。。つまり上の23mはカトリックって事ですか? 。。。って、ホントにふたつの宗教が融合したような建造物なわけなんですね。。。不思議な感覚。。。



>ゆきこママさん

かなりいい線いってます(爆)。



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