さて、フィギュア世界選手権も終わり、日本は男女とも来年の五輪および世界選手権の出場3枠を確保した。
今では、出場枠3を確保するのって当たり前のような気がしているが、これは大変なことなのだ。こちらにそのルールが載っているが、一口でいうと複数の選手が出場している場合、その上位2名の合計順位で13以下が必要となる。
今年の世界選手権では、アメリカも3枠取れていなかったくらいだ。
ところがこれは簡単ではない・・・ちょっと日本女子の2002年以降の成績を見てみよう。この年は、村主章枝(左写真)が3位、恩田美栄(右写真)が5位となり、翌年の3枠を(初めて)獲得した。
2003年は、村主が連続3位となったが、恩田が11位、代わりに荒川が8位に入り、3枠を確保できた。
そして2004年は、荒川が1位、安藤が4位で確保したが、村主も7位で、この三人のどの組み合わせでもOKだった。
黄色に塗られた2005年はトリノの五輪枠を決める選手権だった。この年は荒川が苦戦したが、村主と安藤で3枠を確保。
もしここで2枠になっていたら・・・荒川の金があったかどうか・・・って。さらに翌年の2006年は、荒川が欠場(引退)、安藤が補欠だったが、やはり欠場で、引退を決めていた恩田が急遽参加した年だ。
ここでは村主と中野友加里で3枠を確保した。2007年は安藤と浅田だが、中野も5位。その翌年は浅田と中野、そして村主も8位。
こうしてみるとわかるが、二けた順位がからむとほぼ3枠は苦しく、2人が一桁に入らないとダメという厳しいレベルだ。
この中で村主が日本の3枠確保に貢献した功績を、もう一度見直していただきたい。さらに、ここに名前の出ている中で、3枠に貢献しながら、一人だけ五輪に出ていない選手がいる。それが中野である。
運が・・・といえば、その通りだが、本来トリノには行けていたはずだし、選考問題が話題になったことも有名だ。
トリノとバンクーバーの間の世界選手権で5位5位4位と活躍しながら、バンクーバーの選考となる全日本で、鈴木に0.1及ばなかったことが運命を分けた。
個人的には、荒川とか安藤とかよりも、中野や恩田に光を当てたい小生である。
今では、出場枠3を確保するのって当たり前のような気がしているが、これは大変なことなのだ。こちらにそのルールが載っているが、一口でいうと複数の選手が出場している場合、その上位2名の合計順位で13以下が必要となる。
今年の世界選手権では、アメリカも3枠取れていなかったくらいだ。
ところがこれは簡単ではない・・・ちょっと日本女子の2002年以降の成績を見てみよう。この年は、村主章枝(左写真)が3位、恩田美栄(右写真)が5位となり、翌年の3枠を(初めて)獲得した。
2003年は、村主が連続3位となったが、恩田が11位、代わりに荒川が8位に入り、3枠を確保できた。
そして2004年は、荒川が1位、安藤が4位で確保したが、村主も7位で、この三人のどの組み合わせでもOKだった。
黄色に塗られた2005年はトリノの五輪枠を決める選手権だった。この年は荒川が苦戦したが、村主と安藤で3枠を確保。
もしここで2枠になっていたら・・・荒川の金があったかどうか・・・って。さらに翌年の2006年は、荒川が欠場(引退)、安藤が補欠だったが、やはり欠場で、引退を決めていた恩田が急遽参加した年だ。
ここでは村主と中野友加里で3枠を確保した。2007年は安藤と浅田だが、中野も5位。その翌年は浅田と中野、そして村主も8位。
こうしてみるとわかるが、二けた順位がからむとほぼ3枠は苦しく、2人が一桁に入らないとダメという厳しいレベルだ。
この中で村主が日本の3枠確保に貢献した功績を、もう一度見直していただきたい。さらに、ここに名前の出ている中で、3枠に貢献しながら、一人だけ五輪に出ていない選手がいる。それが中野である。
運が・・・といえば、その通りだが、本来トリノには行けていたはずだし、選考問題が話題になったことも有名だ。
トリノとバンクーバーの間の世界選手権で5位5位4位と活躍しながら、バンクーバーの選考となる全日本で、鈴木に0.1及ばなかったことが運命を分けた。
個人的には、荒川とか安藤とかよりも、中野や恩田に光を当てたい小生である。
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