映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を見てきた。いやあ、最高に面白かった。率直な感想である。
以前予告編を見て、これは見たいと思っていた。例によってストーリーについてはご法度だから、ギリギリのところで止めておきたい。
新型コロナのパンデミックで発足した偉人内閣が引き起こすあれやこれやを描いたもの。総理大臣は徳川家康、財務大臣が豊臣秀吉、経産大臣が織田信長、官房長官が坂本龍馬、総務大臣が北条政子、文科大臣が紫式部等々・・・
このキャストが絶妙で、家康の野村萬歳、信長のGACKT、秀吉の竹中直人・・・ハマリすぎだよって。
さらにツボにハマったのが北条政子の江口のりこ。元々演技には定評あるところだが・・・さすがの一言。そういえば、彼女は鎌倉殿の13人では北条政子のライバルだった。
そうそう、忘れてならないのが浜辺美波。これがなんとも魅力的だ。元々端正な顔立ちのイメージだが、可愛い! と思ってしまった。
さて、偉人といってもさすがに聖徳太子や紫式部、さらに足利義満などについてはいささか伝説っぽくなってくるが・・・
いわゆる三英傑については、それぞれの業績などがよく語られているので、映画を見ていても、うんうん、そうだよなあ・・・と思うようなくだりが数多い。
さらに、内閣ではないものの、副大臣に石田三成が出てきたり、警察組織に新選組が出てくるのも楽しい。
そしてこれは小生だけかも知れないが・・・秀吉のダンスに既視感が・・・あっ、これは・・・某国の大統領選挙で赤っぽいカラーをテーマにしている彼のそれに似ている。
そして・・・物語の終盤でトランプのカードが・・・ああ、あれはやっぱり・・・と思ったのは小生だけだろうか。
そして、バタバタの大展開の後の、最後の家康の演説には涙が出てきてしまった。この映画・・・実は深い・・・と。
現在の政治や我々への熱いメッセージが綴られている。かくして、かなり感激しながら帰路についた小生である。
追伸:実はもうひとつ、この映画で隠れたメッセージというかイメージに気付いたのだが・・・それはストーリーに関することにつながるので控えておきたい。
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