デコレーションケーキ

このブログでは、ああ勘違いという誤植や、ついうっかりというミスを拾っては喜んでいるが、これらの恐ろしいのは、そのほとんどが間違いに気がついていないことである。

　以前つかえた上司は、フォローのことを「ホロー」と書いていた。だが、こう書いておいて、読むときは「フォロー」と発音するのだ（爆）
　この手のケースはけっこう多い、先日見かけた看板に「ファミリイー」というのがあった。うーん、間違いとはいえないが、どっちかいらないのではと。

　そんな中、先日飛び込みで入ったケーキ屋さん。小さなお店で、ご夫婦で頑張っている風情だった。予め断っておくが、ここのケーキは美味しかった。
　だが、微妙なのはこの貼紙だ・・・写真をご覧いただこう。「デコレイションケーキ」・・・間違いではないが、なんとなくこってりとした空気が漂う。

　それもそのはず、「バタクリーム」を使用しているからだ（爆）。クーっ、いやだなあ、バタクリーム。どうなんだバタクリーム（←負けないくらいにしつこい）
　さらに、チョコレート・ショコラのなんとも惜しい欠字・・・あわてて入れた手書きの「ラ」がいい感じだ。

　なんとなく、ＥＸＣＥＬで作った表でＰＣの画面では入っていた字が、印刷で漏れたような、そんなケースだと思われる。かえってここまでくると微笑ましい。
　うん待てよ、チョコレートのフランス語がショコラじゃなかったのか？とすると、そもそも、このショコラは不要だったのでは・・・

　しかし、小生が子供の頃のクリスマスケーキといえば、バタークリームが普通だった。子供心に、たくさん食べたくないなあと思ったのも事実だ。
　そんな小生だから、生クリームのデコレーションケーキを食べたときは感激だった。同じお菓子とは思えなかった。

　今となれば、生クリームが当たり前になっていて、愚娘などそれしか知らないのではないか。もう、今時バタークリームなどないのではと思っていた。
　それが、こんな形で残っていたとは・・・頑張れ、バタクリーム。負けるなバタクリーム、バタバタバタ・・・うっ、吐き気が（爆）