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さてさて、上野動物園でシャンシャンを見た小生、せっかく来たので今まで訪れたことのないところに・・・と思い向かったのが、東照宮だ。実はこの東照宮は上野動物園と入り組んでいるので、見たような気になっていたが・・・
実際、この五重塔はほとんど動物園に食い込んでいる。だが、ちょうどきれいな桜とセットになったので、この写真だけ見ると京都あたりの・・・みたいな(汗)
さて、では社殿に向かおう。拝観券を購入し、入り口から入ると、まず大きな楠が目に入る。これが上野随一の巨木でご神木だという。
そして、社殿を囲む塀が透塀というもので、向こうが透けて見えるところからのネーミングという。ちなみに、これは「すきべい」と読むそうな。断じてスケ・・・(以下省略)
さて社殿は1651年慶安四年に創建された建物で、もちろん重文だ。慶安といえば、歴史マニアにはおなじみの「慶安のお触書」の出された時期だ。このお触書については、そもそも・・・(以下、延々とオヤジが一時間ほど語るので無視)
さてこちらの社殿は日光のそれより規模は小さいが、金をふんだんに使った豪華なもので、きらびやかな感じはいかにも・・・だ。
そして拝殿の前にある唐門の両脇には左甚五郎作の昇り龍と下り龍が飾られている。ちなみに顔が下に向いているのが昇り龍だという。
さらにここから拝殿を回って、外に出ると御三家の寄贈した燈籠が並んでいる。面白いのはこの並びが、紀伊・水戸・尾張の順になっていること。
本来の格式からいえば、尾張・紀伊・水戸の順なのだが、この時の尾張の当主が年少者だったため、この順にしたと。
そうそう、面白いことにこの拝観券売り場には注意書きが出ていて、「大仏はここにはありません」と。どうやら間違える人が多い様子。
東照宮といえば神社なわけで、大仏があろうはずもないのだが、もっとも五重塔だって・・・というわけで。
とはいえ、ここまで来たら大仏にも足を伸ばすしかない。ここからすぐではあるが、花見で大混雑しているので、意外に時間がかかった。
もちろん大仏といっても顔だけなのだが・・・本来はここから摺鉢山(古墳)とか、清水観音堂などを巡りたかったが、その後の予定があり、帰路についた。
上野って動物園と美術館、それに寛永寺くらいのイメージだったが、まだまだいろんなところがあるんだなあと・・・
花見の仇討ちの噺を思い出しながら、駅に向かう小生であった。
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