アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

フィギアグランプリ最終戦NHK杯

2007-12-01 20:49:10 | マニア
さてさて、今宵はフィギアグランプリの最終戦のNHK杯、注目のフリーが行われた。戦前の小生の予想では安藤の圧勝で、ファイナルに進むと読んでいたが、SPではコストナーに僅差で及ばず二位だった。


 まあ、二位で終わればファイナルに進めるし、最低でもそれくらいはいけるだろうと思っていた。といいつつ、小生は安藤はどうでもよく、武田が楽しみだった
 まずは、小生ひいきの浅田舞の・・・と思ったら、なんと発熱のため棄権したという・・・うーむ、SPでもかなりつらそうだったというが・・・残念だ。

 って、ちょっと待て、もともと出場予定だった澤田亜紀が体調不良で欠場した代役だったわけだが、その浅田も・・・って、なんか胡散臭さを感じるのは考えすぎか?
 とかなんとかいってるうちに注目の武田奈也の登場だ。登場したときは緊張の色が見えたが、スタートの三回転がきれいに決まってから徐々に落ち着き、後半の三連続のコンビネーションが決まったときには、テレビでもはっきりわかる笑顔が爆発した。


 そして、キスクラでの表情がトップ写真のこれだ。この満面の笑みは武田の魅力そのものだ。会場でも「ナナちゃんコール」が出ていた。
 今までは、一部のフィギアマニアにしか知られていなかった武田だが、この大会で一躍メジャーな存在になったのではないか。

 演技はなかなかいい点が出て、本人も「うわーっ」なんて言っていたが、最終的にはSPの五位からぐわっと上げて、なんと三位!失敗の続いた安藤をも上回ってしまった。
 これはすごい!今シーズン初参戦のグランプリシリーズで、六位と三位というのはお見事である。これで、世界的な知名度も上がってくること間違いなしである。

 167cmの長身だけに演技も大きく、よく映える。これでステップの切れがもう少し上がってくれば、日本のトップレベルに伍してくるだろう。
 皮肉にも大会前絶好調が伝えられた安藤がまさかの大失敗で、ファイナルに進めず、武田の成長が見られたという大会になった。

 さあて、これでファイナルには浅田真央と中野が出場、これも楽しみだが、全日本選手権も楽しみになってきたぞ。
 フィギアマニアにはこれから最高のシーズンとなるが、今年は武田が台風の目になるかも・・・
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