アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

国民は何度騙されたら学習するのか

2016-06-16 12:56:05 | つれづれ
日本中大騒ぎした都知事問題が、ようやく終結した・・・なんてノリで、すでにどこかの国民は参議院選挙とか次の都知事は・・・なんてことに気持ちが移っている。

 だが、本当にそれでいいのか・・・あえて、ひねくれオヤジの独り言を書いておきたい。
都知事問題が佳境だった6/11~12の某放送局の世論調査によれば、安倍首相や自民党の支持率は上昇しているという。株価も低迷し、(個人的には歓迎だが)世間では大騒ぎするほどの円高が進んでいるのにもかかわらず・・・だ。


 都知事が辞任することになって、都議会自民党の幹部がテレビに向かい、今後の追及はしないことについて、「武士の情けだ」と言っていた
 個人的には、これにビッときた。冗談じゃない、辞める人に配慮して終わりにしたら、またぞろ同じことが繰り返されるぞと。

 舛添都知事の最大の功績は、全国の人に政治資金規制法がいかにザル法なのかを知らしめたことだと思っている。世間の企業では通らないことが適法なのだから。
 現総務大臣が市井の人だった頃、米国の政治家にくらべ、いかに日本の政治家のお金に関する不透明さがひどいかを週刊誌に書いていた。

 今や、そんなことはなかったことになっているようだし、「あまり」 にもひどい話が、あそこまでやっても不起訴だったりして・・・
 またこの国の国民は、不起訴になっていればと再び支持してしまう。ついでにいえば、2年前には、舛添しかいないと演説していたのは誰だったのか。

 そうそう、民進党の山尾氏のガソリン代で大騒ぎしたときに、彼女の選挙区よりはるかに狭い官房長官のガソリン代がそれと同等だったことがあった。
 彼の説明は「政治資金規制法に従って、適切に処理しています」との一言だった。そりゃそうだ、あのザル法ならひっかかるわけがない。

 ならば、山尾氏だって与党が大騒ぎする必要などないわけで・・・そうそう、さらにこちらの記事にあるとおり、五輪の買収疑惑の問題も忘れてはいけない。
 すべてが知らないうちに、過去のことになってしまい、気がつけばこんなはずでは・・・ということになってしまう。

 いったい、この国の国民はいつになったら学習するのか・・・いや、きっと永久に懲りないんだろうなあ・・・
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