アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

もしも紫式部が大企業のOLだったら

2013-07-01 05:21:31 | つれづれ
久しぶりに読んだ本を紹介したい。その名も「もしも紫式部が大企業のOLだったら」というもの。


 中身は、アニメであるが、読後感から言うと、ウハハハ・・・今も平安の世もまったく変わってないじゃないかって。
 確かに、平安時代の絵巻物のような世界を古典文学の勉強というイメージで学ぶと、なんともとっつきにくいが、現代のイメージに投影するとなぁんだ単純じゃんって(汗)

 確かに、紫式部といえば世界的に有名な女流の小説家だし、仕事といえば、大企業のOLみたいなもの・・・
 ついでにいうと、百人一首などに名を残す当時の女流歌人といえば、皆大企業のOLだと思えばわかりやすい。

 となると、昔も今も、やるのは女子会ということになるわけで、ウハハハ・・・と。
 とりあえずこの本、ちょうど小生が和歌に再び戻った「うた恋いシリーズ」をもっと今風にアレンジしたものって感じか。うた恋いのそれが、当時の歌の詠まれた背景をわかりやすく描いているのに対し、こちらは今ならこんなエピソードかな・・・と料理している。


 時代は変わったなあ・・・とよく言われるが、どうしてどうして1000年経っても日本人は変わっていないのだなあって。
 逆にこれから1000年後、イマドキの女子高生あたりがメールで「ハゲド」とか「超イミフ」なんてやっているのを見て、「当時は雅だったんですなあ」なんて言われるのかも知れない。

 それにつけても、この本の中に出てくる清少納言も魅力的だ。小生があと1000年早く生まれていたら、きっとアタックしていたに違いない。
 って、おそらく「あたしに付き合おうってんなら、もうちょっと勉強しておいで」ってあしらわれるだけかも(苦笑)

 逆に今の世に、タイムスリップしてきてくれないかしらん。そうすりゃ、小生言うんだ「君のことを、1000年待ってたんだ」って・・・
 するとバッサリと「で、それが・・・」なんて言われたりとか・・・ああ、小生やっぱりド○かも(苦笑)

 話を戻そう。この本、なかなか面白かったし、古典苦手な人にもお勧めですよ~

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