かやの家に宿泊するにあたり、今回は電車を使用したが、せっかくなので観光も・・・ということで、まず立ち寄ったのが「あしがくぼの氷柱」だ。
この時期の秩父には三大氷柱というのがあり、それぞれ観光名所として賑わっているようだ。「あしがくぼの氷柱」はその中で、一番電車で行きやすい。
この時期はレッドアローも芦ヶ久保駅に臨時停車するので便利である。場所は芦ヶ久保駅から徒歩10分ほどのところというが、線路にも近いので電車からも一瞬見える。
ちなみに三大氷柱とは、「あしがくぼの氷柱」、「尾ノ内百景氷柱」、「三十槌の氷柱」の三か所であり、残り2か所は電車ではなかなか行きにくいという。
さて駅前には車でも時々立ち寄る道の駅があるが、今回はそれはスルーして道をポコポコ歩く。下り坂やら上り坂やらあり、10分というふれこみだったが、けっこうかかった。
まだ午前中だが、すでに見学して戻ってくる方も少なくない。ついでにいえば、芦ヶ久保からの電車の時刻もチェックしてあるので、所要時間を見ながら進む。
あしがくぼの氷柱は人工のもので、現地のスタッフが丁寧に水をまいて作っている。線路をくぐる歩行者用のトンネルをくぐるといきなりドーンと氷の世界が広がる。
この日は天気もよく、真っ白な氷と空の青がいいコントラストになっている。巨大なものや、樹氷のように彫刻っぽいものまで、いろいろな形になっていて楽しい。
敷地はけっこう広大なもので、ゆっくり歩くとそれなりに時間がかかる。順路に沿っていくと、途中で甘酒のサービスがあったりして、ひと息ついた。
夜はライトアップしているとのことだが、「かやの家」に宿泊する以上、それはなし・・・で残念ではある。
ただ、テレビ等で夜の風景を見る限り、様々な色にライトアップされ、幻想的な光景になっている様子。
さてさて、一通り見て時間を見ると次の電車までギリギリ間に合うか・・・という時間だ。その次の電車となるとかなり待つことになるため、小走りに駅まで向かった。
はたして、電車にはバッチリ間に合ったのだが・・・けっこう汗だくに(汗) というのも、寒さ対策でしっかり着込み、その上で電車の中はしっかり暖房・・・と。
車内で一枚脱いで、西武秩父で降車した。ここから秩父鉄道に乗り換えるのだが、まずはランチだ。乗換時間が25分で駅まで約6分ということで、選んだのが「わらじカツ丼」。
予想通り注文して5分ほどで出てきて、10分ほどで食べ、乗換駅のお花畑に向かった。そこから向かったのは長瀞であった。
というところで、待て次稿・・・って、またぞろ延々と続きそうな予感(苦笑)
“寒いところにわざわざいく”だけの光景が広がっているのでしょうね。
去年の桜の季節に、初めて長瀞や三峯神社などに行って、秩父の奥深さにハマりそう、と思ったものの、冬の秩父はやはり手ごわそう・・・!
今年の秩父は雪は少なかったようですが、覚悟していくせいか、東京よりも風がマイルドに感じます。氷柱はスキー場と違い、全部が雪国ではありませんので、一度ご覧になるのもいいかと。
明後日、もう一つの氷柱を紹介しますよ。