真木温泉は、秘湯であるが「日本秘湯を守る会」のお宿ではない。ただ、便宜記事のジャンルは秘湯にしている。
お宿は一軒宿で、窪地にあるので、景色はよくはない。ただロビーはゆったりしていて、高級感がある。
敷地は広く、池や大きな岩が鎮座していたりする。またお宿自体は平屋だが、階段も多く、脚の弱い方にはお勧めできない。逆にいえば、お宿のあちこちが絵になる。
さて、こちらのお宿のポイントは食事が抜群に美味しいことだ。山の幸中心で、肉も富士桜ポークや牛も出るし、イワナの塩焼きや甲斐サーモンの刺身なども・・・
この食事のレベルは個人的な感想だが、岩の湯にも匹敵するような・・・と。もちろんワインも美味しい。
前稿で温泉はミネラルウォーターだと言ったが、我が家ではこのお水を定期購入していて、そのメリットでお宿も割引になっている。
翌朝、朝食後、このお水で淹れたコーヒーを飲みに裏山を登る。距離はたいしたことはないが、かなりの急坂で、息が切れる。
その坂を登ったところに、展望スペースがあり、コーヒーをいただきながら、こちらの富士山が眺められる。
大月からは、富士山が見えないところが多いが、こちらは手前の山が邪魔せずに見られる。この日は雲もなく、抜群の・・・
と思っていたら、見ているうちに左から雲が湧いてきて、たちまち山が隠れていってしまった。この一連の写真は、わずか15分ほどのもの。
それから、コーヒーをいただき、お宿にとって返して大月への送りの車に乗せていただいた。
お宿の料金は、それなりのものだが、料理や露天風呂付のお部屋などの内容を考えれば、決して高くはないと。
そんなことを考えていると、それって岩の湯のそれと同じかも・・・と。
駅には予定より早く着いたため、お昼前に新宿に着いた。やはり真木温泉は近い。この次もまた・・・と。
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