アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

スパイキャッチャーJ3

2021-08-20 06:00:00 | ノスタルジー

ガキの頃に、かっこいいなあと思った車がある。それがシボレーコルベット・スティングレイという車だ。

 

 なぜ・・・というと、川津祐介主演のドラマ「スパイキャッチャーJ3」というのに出てきて、ボンドカーとかアニメでいうマッハGO!みたいな存在だったのだ。

 ドラマの名前すら憶えておらず、調べてみたら、このドラマ1965年の開始だった。東京五輪の翌年という・・・

 

 当時の我が家には車などなく、将来車を持てる身分になりたいというのが夢だったので、外車というだけでときめいたのだが、とにかくかっこよかった

 なにしろ、かっこいいだけでなくホバリングで海の上も走るし、ミサイルも打てる。となればで、川津祐介のかっこいいこと・・・

 

 頭の中になぜか「コマンドJ」というフレーズが残っているのだが、これは当時のセリフなのか、記憶違いかよくわからないのだが・・・

 いろいろ調べたら自動車電話もついていたという・・・とんでもなく当時としては進んでいたわけで、これはあこがれるわけだ。

 

 もうひとつ記憶しているのは、敵役のお姉さんが毎回かっこよかった。その中でなぜか今でも覚えているのが、川津祐介の前で、ビーカーみたいなのを持って、「ご存じでしょ、ニトログリセリン」といいながら地面に垂らすシーン

 たちまち燃えて煙がもうもうとする・・・ガキ心に「おお! すげえ」と。

 

 いろいろなサイトを見ると、その後のキーハンターとかGメンに続く先駆けみたいに書かれている様子。

 ただ、キーハンターやGメンでは車が空中を走ったりしないので、こちらの方がぶっ飛んでいたのかと・・・

 

 もう50年以上前のドラマだが、いまだに車は空を飛べない・・・小生の生きている間には無理だろうなあ(汗)

 さらに調べたら、主題歌がYouTubeにアップされていた。これはすごい・・・だが、一方で、当時のフィルムなどは失われていて、しっかりしたビデオは見られないようだ。

 

 と思ったら、ごく一部だがDVD化されたものが売っているようだ・・・デジタルリメイクという割に画質も悪いようだが・・・これはマニアには垂涎ものかも・・・

 ポチりそうになっている小生である(苦笑)


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涙涙の幻の東映作品 (大石良雄 おおいしよしたか 本名)
2021-08-22 17:56:05
拝啓 猛暑とコビッド19の中、お師匠様には書かせて頂ける事を感謝いたします。
*「まずめったに観られない垂涎の東映作品=おそらくはGメン75を頂点とする東映作品の元祖本家」
 おそらくはお師匠様の記憶に残るのは当然「コルベットスティングレイ」なのでしょうが、確かこのコルベットは「空を飛ぶ」のですね。一部シンプルながら東映独自の特撮も使われていて、この辺が後に登場する「キーハンター、アイフル、バーディー、そしてGメン75」に受け継がれる路線となります。自分が過去実に様々なメディア企業「東映、東宝グループ、宝塚、Pプロ、タツノコ、NMC、トランスグローバル、大和新社」等などに実にしつこくインタヴューや取材を重ね、だんだんと解ってきた事実は「日本の過去映像作品の保管、アーカイブスは非常に悪い」と。こんな中一番保管が良かったのは実は「東宝グループ=本社テレビ部含む国際放映等」で、まず余程の事が無い限りは当時「ネガポジ共に保管されて」おりましたが、残念ながら東映は厳しい状態でした。当時の関係各位(東映のかなり上の方々)のお話ですと「TV作品に関しては、最初の1話のみ残して処分される」と。此処が実は非常に曖昧でして例えば「元ネガもポジプリントさえも処分」なのか? 「上映用放映用プリントのみ処分」なのかの境がはっきりせず、時として「突然プリントが1話見つかった=実写忍者ハットリくん」とか相変わらず1話しか無さそうな「アラーの使者」とか。この「スパイキャッチャーJ3」も一応PM=パッケージメディア化されてはいますが全話と言う訳にも行かず。この理由はどうも「売れるか否か、ニュープリント起こしの有無問わず、例え原版が残されていたとしても、その保存状態によってはもはや現在の技術を駆使しても困難」な例があります。例えばフィルムの固着溶着等。更に問題なのは「ある特定会社のフィルムが、何故か借金のカタや何かで他社や他人に売り飛ばされている作品」も多々在り、個人の手に渡るとまず世には出て来ません。最後に「残された遺族どもが処分に手を焼いてネットで売り飛ばして四散するのが関の山」と。
ましてや「16ミリフィルムなんてぇ重くてデカくてかさばる上に保管も大変」であり「そもそも「映写機が、、、、」更に驚くのは「こうしたフィルムは会社にとって固定資産税の課税対象」となる事。残念なのは此処で某所のフィルムなどは「全てデジタル化されたうえで全処分された」作品すら在ります。この「スパイキャッチャーJ3」等はまた良い方ですね。なお「音楽は故菊池俊輔さん」で「テーマ曲はあの大家ギタリストアレンジャーの伊部晴美さん」でして、名曲でした。今後ともお師匠様にはぜひぜひこうした作品をとりあげ世に出し再評価させて下さいね。期待しています!!!  敬具
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Unknown ()
2021-08-23 16:45:10
大石様
改めて、あらゆるジャンルに造詣の深いことに感嘆しております。映画会社のアーカイブスの貧弱というか、悲惨さには驚きですね。
実は、以前あるテレビ局に大昔生で聞いた落語の音源を譲っていただけないか問い合わせたことがあります。その回答はそもそも音源が残っていないという。

さて、このドラマは空飛ぶ車がとにかくカッコよかったことと、今写真を検索すると、自動車電話も付いてました。何故そちらの記憶がないのかと思いましたが、当時我が家には電話がなかったので、イメージがわかなかったのかと。
いずれにしろ、懐かしくも貴重な思い出です。
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