アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

こなからで粋なひととき

2008-05-30 06:29:20 | グルメ
先日とある飲み会で、粋な店に立ち寄る機会があった。場所は職場の近くではなく、山手線の某駅の近くである。以前御世話になった上司との会であった。


 上司も以前からそのお店は、気になっていたものの、実際に入るのは初めてだという。入ったところ、江戸前の香りがどことなく漂う感じの店内、噺家が好きになりそうだ。
 まずは、メニューを見る。お、おお・・・よく見ると今日の日付が貼ってある。←「さつき26日」って、いつ行ったかバレバレ(笑)

 どうやら旬のネタを仕入れて肴にしているので、日替わりでメニューも違うようだ。いいじゃないか、ここ。
 まずはお約束で生ビールをいただくが、これがまた美味い、よく見たらグラスがいいのだ。しかし、ここの肴にはやはりいい日本酒がよさそうだ。どれどれ・・・

 ということで、メニューを見たときに気づいた。「店内禁煙ではありません。少しの気遣いで、お互い気持ちよく」との貼紙が・・・
 クウーッ、気持ちいい。なんとも粋な台詞である。タバコは嫌いな小生だが、こういう言われ方したら、納得ではある。


 もちろん、こんな店で出してくれる日本酒が不味いわけもなく、グイグイといく。一緒に行った人がタバコを吸うため、灰皿をお願いしたところ、右写真のマッチが・・・
 クウーッ、これまたおつなはからい。今日日こんなマッチを出してくれることが貴重かも・・・ときに、店名の「こなから」っていったい?

 聞くと、店員さんも慣れたもの。「なから」というのは半分という意味で、一升の半分、すなわち五合のことだという。
 「こなから」とはそのまた半分、二合五勺のことだという。お酒はこなからが適量といい、そこにちなむという。なるほど、ここではこれ以上飲むのは野暮かも。

 生を一杯いただいているので、日本酒を文字通り二杯いただき、お店を後にした。肴には、ポテトサラダや、桜海老の刺身、白海老の和え物など、これまたおつだった。
 もちろん、小生はサラダ系しか食べられないが、なんとも江戸前のいい気分になっていた。親しい友人と静かに飲む店、こなからはそんな店だった。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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う~ん (すぽっと)
2008-06-02 15:21:52
なかなか良い感じですねぇ。。。帰国時に行きたいお店が増えて困ります(笑)。
え? すぽっとはこのお店に連れて行けない? え? どうしてどうして???







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ふははは・・・ ()
2008-06-02 22:37:14
そりゃあすぽっとさん、こなからって言うくらいで・・・(苦笑)
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