自宅に日本年金機構から「ねんきん定期便」なる通知が届いた。直近の保険料の納付状況が記載されていて、とりあえず三流の窓際とはいえ、サラリーマンである小生の場合、毎月キッチリ納付されている。(←当たり前か)
当然新入社員から今日まで未納期間はないので、すごい月数になっている。これに対し、今後もらえる予定の金額は・・・えっ、こんなに少ないの?
これまでに支払った保険料も意外に少ない。と思ったら、事業主が納めている分は未掲載という。これはズルイぞ。
ちなみにそれを加味すると、60歳まで支払う予定の総額は、小生がもらえる予定の年金の23年分くらいになる。
小生の場合は、60歳から年金はもらえないので、元を取るためには・・・ゲゲッ、とてもこんなに生きられないよって。
そんなこんな言ってたら、厚労省が年金の啓蒙用に作った漫画がいかにも・・・と炎上しているという記事を見つけた。
詳しくはこちらを見ていただきたいが、一口でいうと、「今の若者が抱いている疑問や不安に正面から答えることなく、論理のすり替えでごまかしている」という印象だ。
大枚はたいて作成したものらしいが、そのこと自体も炎上のネタになっている由。ましてや「結婚して子供をたくさん産めばいい」なんてセリフは、いかにも問題のある言い方だ。某都議のセクハラ発言問題のどこがセクハラなのかわかってないのかって。
普段、このブログでは政治系のネタは取り上げないことにしているが、なんたらミクスのブレインは、「正社員をすべてなくしたい」なんて言っている。
そんな流れで子供を持ちたいと思えるか、子育てができるのか・・・そこに何の回答もできず、ただ産めよ増やせよすれば、環境も変わるなんて論理は荒っぽい。
このブログに対し、反論したいという方もあるだろうが、「今の若者たちにとって、年金は納めた保険料よりもらえないもの」ということに対して、反論できる人はいないはずだ。
損得で考えてはいけないという理屈で、どれだけの人が納得できるだろうか。少なくとも小生は納得できない。
まあ、幸い小生の場合は86歳くらいまで生きればなんとか・・・元は取れるんだが、80歳までは絶対生きられないはずなので・・・
日本の未来は明るいとは思えない・・・
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