アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

やるしかない・・・

2023-04-24 06:00:00 | つれづれ

「やるしかない」、今では普通に聞かれるこのセリフを初めて聞いたのは、記憶の限り大学に入学したばかりの教室の中だった。

 

 共済の役員を選ぶ段で、隣の人が別の人に「もうやるしかないだろ」って声かけていたのが聞こえたのだ。

 二人は、付属高校から上がってきた既知の間柄のようだったが、そのセリフもすでに普通になっているようだった。

 

 田舎で高校まで過ごし、一年間東京にいたとはいえ、ほとんど娯楽もなく予備校に通っていた小生には、なんとも新鮮だが気持ち悪い言葉に聞こえた

 少なくとも「やる」という言葉の後に「しかない」という言葉が付くことの違和感は気持ち悪いの一言だった。

 

 今では、市民権を得ていて、下手すりゃ相撲取りあたりまで普通に使っている。気持ち悪さも感じなくなってしまっているのだが・・・

 それは時間の中でしだいに・・・なのかなあと思っていたが、ふと思い出したのが、スチュワーデス物語だ。

 

 1983年に放送され、一世を風靡したこのドラマ、舌癌と闘っている堀ちえみの素人臭い演技が話題となっていた

 当時、堀ちえみのファンだった小生、欠かさず見ていただけでなく、録画もしてリピートして見ていた。おかげさまで当時はセリフの一字一句まで覚えてしまったほどだ。

 

 その中で、松本ちあきこと堀ちえみの友人の高木さやかこと山咲千里が、よく「やるっきゃない」と叫んでいたのだ。

 個人的な記憶でいうと、まさにこのころから一気に市民権を得ていったような気がする。この今から見ると、なんとも言えないドラマが与えた影響は数知れずだ。

 

 片平なぎさが風間杜夫と結婚するといっていたアッシジの教会、その後イタリアにいったとき訪れたが、テレビで見た通り素晴らしいところだった。

 このドラマを見なかったら、アッシジという地名すら知らなかったはずだ。また、ハワイ諸島の名前の覚え方や、飛行機の中の緊急体勢なんかも知った

 

 なんて役に立つドラマだったんだろう・・・って、それはお前の勝手な評価だろうって(汗)

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2 コメント

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古き良き時代の夢のdrama (大石良雄 おおいしよしたか 本名)
2023-04-26 22:27:48
拝啓 お師匠様には此処の処素敵なテーマのご提供に心より感謝し、参加させて頂きます。
*「誰もが憧れ夢見た=誰もが夢を見られた古き良き時代の夢のdramaの数々」
この当時、自分はまだ20代中盤、我が母国日本も後に来るバブル狂乱時代の前章戦であり、まさに陽が上る前夜の良い時代でした。自分が憧れていたのはTV業界で当時「東北新社 トランスグローバル等など」時代の最先端を行きそれこそ「高学歴高収入プレイボーイ&プレイガールの集合体=眩いばかりの誰しも羨む職種職場=TV業界に並ぶのが何を隠そう航空業界」でした。つまり「手が届きそうで実は全然手が届かない職種」と。

*「この手のdramaは青春物と根性物の混成を狙った新ジャンルと言え、根性だけでは無し得なかった」
過去の例えば「NTV=青春シリーズ、おれは男だ」等の様に一見一聴恋愛ものに見えるが大半占めるのは根性物であり、この流れは後に「サインはv、コーにかける青春、アタックNo1」等に引き継がれますが、不思議と其処には「汗と泥にまみれた一種の、、、何と言うか汗臭さ泥臭さが在った」のですが、、、、この「ステュワーデスstory」にはそういった過去の昭和の汗臭さ等は不思議と感じられず、もっとスタイル良くスポーティーに格好良かったのですね。此処が全然違っていました。

*「ひとつの女子の憧れ=お師匠様や自分の母親時代の憧れは?=バスガール その後ステュワーデスに」
やはりステュワーデス=現フライトアテンダントってぇワークスは、女性にとっては超エリートであり我々野郎にとっては眩しい存在!! それは将に「夢と現実の対比の中で存在できる独自の職業」だからでした。まず「厳しい資格試験に容姿端麗と身長制限、更に後のド厳しい訓練に耐えた者だけが搭乗できる=これは一種=ヅカにも共通するのですがお師匠様はどうお考えでしょうか?

*「当時の限界=videoでは無くfilm撮影(大映TVの基本思想) 独自の色彩とセンス在る海外主題歌やBGM、幼いとも思えるキャスティングに独自のせりふ回しを入れた脚本!!」
幼い感じの主人公が後に大きく成長していく過程はまさに「観ている者達が何時の間にか、主人公や教官に成り切っていた」とさえ言われ、後に何度もリメイクリカバーされているのを見ても解ります。

*「JALが協力しているが、自分としてはやはり純民間企業のANAが好きで高く評価しています」
後にJALは破綻し国に助けられ再生したが、自分としてはANAが何故か好きで、、、此処にはANA羽田teamオーケストラ」が存在し、自分は大ファンであり高く評価していますが、出来たら今後ANAを使って「newフライトアテンダントstory」等を造って欲しいなぁと願います。思えば、本当に良い時代でした。何故か、何故か泣けて参ります。
お師匠様には有難うございました。 敬具
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いつもながらの大石様 ()
2023-04-27 09:50:05
いつもありがとうございます。
いつもの繰り返しになりますが、まさに小生とドンピシャな時代を感じさせてくれる書き込みに感謝です。

スッチー(←死語)とは高値の花・・・まさに一流芸能人やスポーツ選手が奥様に射止めるもの、そんなイメージでしたね。
小生も、もしやの出会いに期待して出張のときには通路側をとったりしていました。もちろん、期待は・・・

そしてJALとANAですが、小生もANA派でした。その心は、私のお腹はゼイニックウ・・・おあとがよろしいようで。
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