これは国際問題ではないのか

子供のころ、国の尊厳について学校でけっこう教えられた記憶がある。国旗を馬車で踏み越えたことがきっかけで戦争になった話とか・・・ということで、怒りの記事を。

　どこの国にも、少なからず誇りもあり、その象徴的なものが国旗であり、国歌なのだから・・・なんて教わったし、大使館の敷地内はその国の敷地なのだとも教わった。
　その例でいくと、先の東アジア選手権でのどこかの国の「試合に負けて日の丸を燃やす」とか、日本の国歌に対してブーイングなんて行為の非常識さはいまさらである。

　まあ、およそかの国は、世界に冠たる非常識な国なのだからして・・・と思っているそばから、最近何かと過激な行動をしている捕鯨反対団体の、こんなニュースが目に入ってきた。
　調査捕鯨に抗議、ロンドンの日本大使館に活動家２人侵入(読売新聞) - goo ニュース

　むむむ、貴様ら、日本に喧嘩売ってんのか！って、思わず叫びそうになった。大使館前でデモをやったり、気勢を上げるのは合法だろう。だが、これは重大な犯罪ではないか。
　英国の警察に逮捕されたというが、逆に日本人が英国にあるアメリカ大使館でこんなことやったらどうなるのか？アメリカに連行され、重大な国際問題になること必至だろう。射殺されたって文句言えないはずだ。

　そもそも、調査捕鯨をやっている国は日本だけではなく、ノルウェーもやっているはずだ。だが、少なくとも彼らがノルウェーに対し、こんな行動をとっているという話は聞いたことがない。また、イヌイットの捕鯨に対していちゃもんをつけていることもない。
　要は、一言でいえば、日本に対する差別意識以外の何者でもない。

　こんなのをいちいち問題にしないのが大人の対応だ・・・なんてやってたら、ますますやつらは図に乗ってくる。すでになめられきっている。
　別に小生、西洋文化を排除せよとか、戦争しようなんて言っているわけではないが、彼らの根っこは、「捕鯨だから問題」ではなく、「日本人だから問題」なのだから。

　このまま国際社会で、やりたい放題たたかれ、それにまともに反論もしない国が、国として維持できるとは思えない。
　とかなんとか言ってたら、いよいよ日本でも反撃に出たようだ。こちらをクリックしてください。要は、捕鯨船に妨害活動をしている船に照明弾を投げたらしいが、それで日本人にやられたと奴らは文句言ってるのだ。

　彼らは、そのうち本気で「日本人が牛肉を食うのは野蛮だ」なんて言い出しかねないぞ。鯨だけでなく、マグロについてもその流れだ。まさかとは思いたいが、欧米が食べる牛肉はOKだが、日本人は禁止なんて時代が近々きそうに思うのは小生だけだろうか。