なでしこジャパンメンバー決定！

すでに皆さんにはご存知のことと思うが、昨日なでしこジャパンのメンバー１８名が発表された。直前のケガなどで、佐々木監督からしてもずいぶん悩んだことが見える。



　メンバーについては改めてこちらをご確認いただきたいが、今回思い切ったなあと思ったのはDFとMFの人数。
　１８人のうちＧＫ２人を除けば、残り１６人、先発ポジションからいうと、４－４－２だから、その比例で言えば、ＤＦ６、ＭＦ６、ＦＷ４くらいが普通だろう。

　それがＤＦ５、ＭＦ５というのはバックアップとしてもギリギリだ。宇津木のケガなどの影響があったのかとは思うが・・・
　近賀・鮫島（写真）のサイドバックのバックアップはいない。万一のときは、高瀬や田中あたりが緊急スクランブルなんてこともあるかと。



　もちろん、宮間・澤・阪口・大野で組む中盤は鉄板だが、澤にもしも・・・なんてことがあったらどうなるかも気になる。
　ともあれ、これで先発は見えてきた・・・っていうか、鉄板のメンバーだ。ＧＫは相手により変更するとして、ＤＦは近賀・鮫島・熊谷・岩清水、ＭＦは宮間・澤・阪口・大野で大野は３トップ気味の右。ＦＷは永里・川澄というおなじみか。

　個人的には、安藤（写真）を先発にし、川澄を後半から投入ってのも見てみたいんだが・・・逆のパターンが多いかな。
　待てよ、後半のジョーカーとしては丸山と岩渕がいる。パワープレーで行くときのコマだろうが、そのときには澤のところに宮間が行き、前線に実質４トップみたいなことになるのかも。



　そんな事態になったらそれこそ大変だが、次のステージを見据えれば宮間が澤の後任でボランチに入るのは予定の流れだろう。
　澤にとっては、最後の五輪という決意表明をしているが、年齢的に見れば、ＦＷの安藤・丸山・大野あたりもラストチャンスになる可能性がある。

　批判を覚悟で書けば、岩渕か丸山か迷った佐々木監督だが、これまでの実績や勝負どころで決める運みたいなものを持つ丸山に賭けたいと思いつつ、次のステージを見据えて岩渕もはずせないという決断だったのかと。
　だけに、丸山にはワールドカップのドイツ戦のようなスーパーゴールを期待したい。

　というところで、代表選出にあたりそれぞれの選手のコメントがこちらに出ている。これを見ても、やはり小生推しメンの宮間のコメントはクレバーなものを感じる。さすがだ。
　今回は日本中が金メダルを期待しているはずだが、そうそう簡単に取れるとは思えない。むしろ、初のメダルをなんとか・・・ってとこが妥当なところか。

　がんばれ、なでしこジャパン！あ、ついでに男子も・・・（汗）