槍見館には、とても入りきれないほどたくさんの貸切風呂があり、それだけでもメチャクチャ魅力的だが、お宿の雰囲気や料理もまた魅力的である。
お宿に入ると、民芸調のロビーや囲炉裏の部屋がある。いかにも飛騨というイメージになるが、この囲炉裏の部屋の上を見上げると、立派な梁が組みあがっているし、二階に上がる階段もステキだ。
チェックインは2時だが、それを見越して早くいらっしゃる方も多い。
今回宿泊したお部屋も、窓際に小さな囲炉裏があり、ムードは満点だ。そして、前回知ったのだが、ロビーなどで湯上りに生ビールをいただける。
ちょうど岩の湯のそれと同じように・・・抜群に美味しい。だが、今回はたくさん湯めぐりをしたせいか、強烈に眠くなり、ボーッとしてしまった。
生ビールを飲んでいる間、いい匂いがしていた。むむ、これは? と思い、様子を見に行くと・・・イワナを炭火でじっくり焼いていた。
先日宿泊した谷津川館の焼き魚も悪くはなかったが、炭火ではなかったのが残念だった。こちらは、炭火でじっくり焼いているのが嬉しい。
料理は、いつものように魚と肉いずれかの前菜からスタートする。正しくは、その前に写真のような山菜の先付が出ているのだが・・・
もちろん今回も、飛騨牛のステーキを追加した。最初の感激は薄らいだかも・・・などと同行者はいうが、それでもこの美味しさは抜群である。
料理の質・量とも十分で、大満足だ。当然、ワインの方もたっぷりいただいたが・・・翌朝の料理も美味しく、ご馳走様だ・・・
そうそう、チェックアウトの際、フロントで餅つきの案内があった。今回は、ちょっと参加させていただこうと思い、小生もつかせていただいた。
つきたてのお餅は抜群に美味しかったが、そのとき外国からいらしているお客様がとても多いことに気付いた。
言われてみれば、こちらのお宿はいかにも古式ゆかしき佇まいで、外国からのお客様にも魅力的だろうと・・・
ついでにこぼれ話だが、貸切露天風呂のあるところに、こんな模様がついていた。「うわっ、熊がここにいる」と小生叫んでしまったのだが・・・
そのほか、館内あちこちに癒しスポットがあり、温泉とともに楽しめる・・・それが槍見館である。
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