松岡茉優という女優がいる。けっこう露出も多いので、これまで映画やドラマで主演していると思い込んでいたが、実は今まで主役を張っていなかったらしい。
小生のイメージでいうと、直前の「真田丸」での春役だ。大谷吉嗣の娘にして真田幸村の正室役を好演していた。
さらにいうと、ブレークのきっかけとなったのが、「あまちゃん」でのGMT入間しおり役だ。GMTといえば、アメ横女学園の2軍にして、ドラマでも重要なポイントだった。
そういう意味でいうと、「あまちゃん」はすごいドラマだった。皮肉にも主役ののんだけがややこしいことになっているが、脇役のあだっちーや有村架純たちがブレークしている。
さて、その松岡茉優が今年公開予定の「勝手にふるえてろ」にて初の映画主演を務めることがわかったというニュースが目に留まった。
めでたしめでたし・・・ではなく、ファンのほうから「演技は上手いんだけど‥‥」と、イマイチ浮かない声が出ているという。
「彼女は性格が良く、MCをこなせる頭の良さを備え、演技力も若手ではトップクラス。しかし正直なところ、女優としての“華”に欠ける」というのだ。
むむ、演技は抜群だが、なぜか地味で主役になれない役者というのは現に存在する。よく小生が記事に取り上げているNHKの中村慶子アナもその一人。
逆にいえば、なぜかその人がいるだけで華やかになる人というのも、男女とわず存在しているのも事実だ。
小生の目線から見て、そんなに地味には見えないのだが・・・まあそうなのかも知れない。だが・・・ここでのポイントは性格が良いというところ。
朝ドラ「まれ」で主役を張った土屋太鳳も性格がよいと言われているようだが、松岡茉優については、「共演者や制作陣、さらには取材陣など、松岡に会ったことのある人は口を揃えて『彼女はイイ子だ』と言う」くらいだからして・・・
よく女優が、実は性格が悪いとか気が強いとか聞くが、ああいう仕事で普通の性格ではなかなかやっていられないのも本当だろう。
しかし、そんな中で周囲からここまで言われる松岡茉優・・・いいじゃないかって。逆にいうと、真田丸でのややこしい正室役は見事な演技だったということになる。
ちょっと応援したくなった小生である。
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