沼田市内観光をした小生、次なる目的地「吉祥寺」に向かった。吉祥寺といっても、武蔵野市ではない(←当たり前だろ)。
正式名称は青龍山吉祥寺といい、臨済宗建長寺派の古刹である。別名花の寺といい、花がたくさん咲くことで有名な観光スポットだという。
こちらは沼田市でなく、利根郡川場村にあり、悠湯里庵とほど近い。ときに、なぜこちらに・・・というと、小生の菩提寺のご住職が修行を積まれたお寺ということで、一度いかがとお勧めされていたのだ。
ただ、群馬県北部の山の中、この季節には花も咲いていなかったのが残念だったが・・・池の一部は凍っていたが、水芭蕉の葉も見えた。
さて、山門をくぐると十六羅漢が上にいるということで、上ることができた。上ってみると、はたして羅漢さんが並んでいた。
ここでお参りをした後、参道を進むと広い境内が見渡せる。本堂の前には枯山水のお庭があり、その縁側でお抹茶がいただけるようになっていた。
お抹茶をいただきながら、そちらのサービスをしてくださった女性に、「菩提寺のご住職の紹介」と伝えたところ、ご住職をご存じだった。
さらに本堂の脇や裏には人工の滝が流れていた。見事なお庭である。もちろん、お堂も立派であり、山奥の名刹という感じである。
なるほど、ゆったりとした空気はなかなか清々しいし、宝物館を覗いたら、真田氏ゆかりのお寺でもあった。
写真のこちらは真田信之の手によるものという。また山門の額や宝物館には宸筆によるものもあり、いかに格式のあるお寺なのかよくわかった。
この地川場村には、悠湯里庵があるが、もうひとつ田園プラザという規模の大きい道の駅もある。この三つが観光名所ということのようだ。
村の施設なども立派で、財政的には恵まれていることがよくわかった。記事には取り上げていないが、田園プラザもなかなか充実していて、これはこれで素晴らしかった。
都心からは十分日帰りで可能なドライブコースでもある。朝エルメスをピックアップし、吉祥寺に向かい、続いて悠湯里庵で日帰り入浴&昼食、そこから田園プラザで買い物をして、帰京・・・余裕のドライブだ。
よーし、次回はこれで行くぞ・・・って、やってろよまったく・・・
でもまじめな話、季節を変えて花いっぱいの吉祥寺を見てみたいものだ・・・
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