小生の落語仲間で以前から、若手の噺家さんを囲んで年に数回、落語&飲み会を開催している。二ツ目時代の一之輔師匠もその一人だが、その後継者ということで、小辰さんをお招きするようになって、今回は三回目ということになった。
会場は、いつものように大塚の焼肉屋さんの二階。仲間の一人で寄席文字を書く人がいて、めくりを持ってきてくれたので、いよいよ形になっている。
まずは、今回のネタだが、長いのを一席ということで、始めたのが「お神酒徳利」。おお、かの円生が昭和天皇の前でやったというネタだ。
最近では、市馬のそれがすごくよかった記憶があるが・・・むむ、これは素晴らしい。時間もかかるし、なかなか冗長になりがちな噺だが、展開もよく飽きさせない。
やはり小辰は「ねずみ」とか「佃島」、そしてこの「お神酒徳利」なんて噺がすごくハマるようだ。いいじゃないか。
よく考えてみると、まだ彼も二ツ目になって1年ちょいしか経っていないわけで、その段階で、これだけのネタをこなせていることはなかなかだ。
しっかりと楽しんだ後は、もうひとつのお楽しみで宴会に突入する。いつものように小辰から見れば、父親というよりおじいちゃんに近い世代に囲まれ、古い噺家の話題など・・・
一応一月ということでもあり、小辰さんが我々にてぬぐいをプレゼントしていただいた。これはまた嬉しいわけで、次回が今から楽しみである。
それにしても・・・どんだけ飲んだんだって・・・(苦笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます