アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

小辰さんをかこんで

2014-02-02 06:00:56 | 落語


小生の落語仲間で以前から、若手の噺家さんを囲んで年に数回、落語&飲み会を開催している。二ツ目時代の一之輔師匠もその一人だが、その後継者ということで、小辰さんをお招きするようになって、今回は三回目ということになった。

 会場は、いつものように大塚の焼肉屋さんの二階。仲間の一人で寄席文字を書く人がいて、めくりを持ってきてくれたので、いよいよ形になっている。
 まずは、今回のネタだが、長いのを一席ということで、始めたのが「お神酒徳利」。おお、かの円生が昭和天皇の前でやったというネタだ。


 最近では、市馬のそれがすごくよかった記憶があるが・・・むむ、これは素晴らしい。時間もかかるし、なかなか冗長になりがちな噺だが、展開もよく飽きさせない。
 やはり小辰は「ねずみ」とか「佃島」、そしてこの「お神酒徳利」なんて噺がすごくハマるようだ。いいじゃないか。

 よく考えてみると、まだ彼も二ツ目になって1年ちょいしか経っていないわけで、その段階で、これだけのネタをこなせていることはなかなかだ。
 しっかりと楽しんだ後は、もうひとつのお楽しみで宴会に突入する。いつものように小辰から見れば、父親というよりおじいちゃんに近い世代に囲まれ、古い噺家の話題など・・・

 一応一月ということでもあり、小辰さんが我々にてぬぐいをプレゼントしていただいた。これはまた嬉しいわけで、次回が今から楽しみである。
 それにしても・・・どんだけ飲んだんだって・・・(苦笑)
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