メルセデスにはCLAシューティングブレークというモデルがある。メルセデスの中のエントリーモデルでもあるAクラスの派生モデルにして、クーペとワゴンの中間の特性を持つ。
あまりにかっここいし、しかも実用的ということで、欲しくなったのだが、試乗したときに、荷室の使い勝手がイマイチな感じがして(ということにして)あきらめた。
そのCLAも本国では二代目が登場し、いよいよ・・・ということになった様子。ドイツ本国でのベース価格は、3万2213ユーロ(約392万円)と。詳しくはこちらの記事を。
新型CLAシューティングブレークのデザインテーマは、「積載スペースを備えたスポーツカー」だという。
それを証明するかのように、ガソリンエンジン搭載のトップグレードは直噴2.0リットルの直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最大出力は224hp/5500rpmという。
これはスポーツカーと呼んでもおかしくないレベルで250km/hのリミッターまで行けるという。もちろん日本では不要なレベルだが・・・
それよりもスタイルだ。くわしい話は記事をご覧いただくとして、写真を見る限りとにかくかっこいい。
新型CLAシューティングブレークのボディサイズは、全長4688×全幅1830×全高1442mm、ホイールベース2729mmとなる。先代モデル(全長4640×全幅1777×全高1444mm、ホイールベース2699mm)に対して、48mm長く、53mmワイド、2mm背が低い。
これは現行のCクラスのそれに近いと言っていいだろう。
ボディサイズの拡大によって、先代よりも室内空間が広がったという。とくに、ひじ周りのスペースや後席の肩周りの空間も増えたという。
CLAの欠点として後席の狭さを指摘されていた向きもあるが、これは効果を発揮していると思われる。
もちろんワゴンとしての大事なユーティリティもパワーアップしている。トランク容量は、先代よりも10リットル増えて、505リットル(VDA計測)を確保しているとか。
現行Cクラスのワゴンのそれをしのぐ数値だが、問題は使い勝手だ。先代はゲートの形が悪くその点もイマイチだったが、リアゲートの開口部は、先代よりも拡大している。
さらに、「イージーパック」や「ハンズフリーアクセス」装備車では、テールゲートに手を触れずに開くことができるというから、ちょっと期待したくなる。
仄聞するところによれば、日本での導入予定モデルにはディーゼルを搭載してさらに四輪駆動というのもあるやなきやとか。
もし実現するならば、かっこよくて実用的で、しかも雪にも強く・・・秘湯めぐりには最高のモデルになりそうだ。
これで価格が半分くらいだったらなあ・・・(苦笑)
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