日本秘湯を守る会「大丸あすなろ荘」

以前から時々書いているが、小生ひょんなことから「日本秘湯を守る会」にハマっている。今回は、小生がこの会を知ることになったキッカケとなった旅館、「大丸あすなろ荘」を紹介しよう。

　この旅館、ロケーション的には秘湯という名にふさわしい。福島県の白河ＩＣで降りて、車で約６０分走り、ようやく到着する。
　都内の道ではなく、一部未舗装のところもあるくらいで、信号などほとんどないから、かなりの距離である。温泉の名前は二岐（ふたまた）温泉という。

　ここは、当然周囲に家もないので、完全に温泉を楽しむために来るところだ。携帯もあたりまえのように圏外だ。
　野趣あふれる露天風呂がいくつかある。中には混浴のところもあるが、ここに泊まった人以外には見られる心配などないせいか、皆開放的で気持ちいい。

　実は、温泉を楽しみに行くといいつつ、ここは料理も売り物だ。宿のご主人のマル秘技で、一年中マツタケが食べられるのだ。
　しかも、二食とも鍋が食べられるという凝ったもの。これはステキだ。



　この宿、実は小生テレビで杉田かおるがお母さんを招待したのをやっていて、知ったのである。当然、まだ独身の頃のことだ（汗）
　そのせいでなく、宿自体の魅力が高く、紅葉のシーズンの週末などは半年前から予約で埋まるという。予約するには、かなりの準備が必要だ。

　正直、ブログで紹介するのはためらったが、いつもこのアホネタブログにお越しいただいている読者のために、あえてお知らせすることとした。
　足が不便で、車でないとかなり苦労する宿である。だが、温泉そのものを楽しみに行く方には間違いなく思い出に残る宿である。
　



　近くには、江戸時代の宿場の名残をとどめる大内宿もあり、車の方なら、泊まった翌日など周回するのも一興である。

　今回は、スタンプラリーの１０泊記念のご招待だったが、ご招待の記念に、帰りにご主人のサイン入りのガイドブックを頂いた。しかも、露天風呂付きの部屋という・・・もう大感激である。