右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

愛猫ビーの話・・

2012-08-08 12:59:44 | 日記

かなり昔、ビーというシャム猫を
飼っていたのですが、
仕事で北海道を離れる際、実家に預けました。
ところが、その猫のおなかにぶつぶつができていて、
ケージに入れて自転車で動物病院に
連れて行ったことがあります。
先生の診断はなんと乳がん、
もうかなり広がっていることから、
手術は無理ということでした。

注射を打たれ、ケージの中のビーがかわいそうに思い、
途中にあった安春川のせせらぎプロムナードで
一休みすることにしたのでした。
 

ケージから出してあげようとしたら、
なんと突然逃げ出してしまったのです。
あわてて後を追ったものの、猫のすばやさにかなうわけもなく、
私はすごすごとうちに戻ったのです。

普段、猫の世話は大変といっていた母親が、
烈火のごとく怒って(当たり前です)、
ビーのいなくなった場所へ行き、
その近くのおうちを一軒一軒尋ねて、
もし猫がいたら連絡してくださいと
丁寧にお願いして回ったのです。

その後、同じシャム猫を飼っている親切なおうちから、
連絡があって無事つれて帰ることができました。

残念ながら、見取ることはできませんでしたが、
毎日毎日押入れで静かに寝て、
そのまま息を引き取ったそうです。

それから、母は、生き物を飼うのはいやだといいます。

久しぶりに、その安春川に行ってきました。
とても気持ちのいい場所で、
ざわつく気持ちを静めてくれます。
8月とはいえないくらい、
さわやかな風が吹き抜けていきます。

調子が悪くって、
ごろごろ寝ていたたとき、
実はビーが乳がんじゃないの?って、
警鐘をならしてくれたのに。。。

8月の北海道には、アジサイがにあいます
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