すぎな之助の工作室

すぎな之助(旧:歌帖楓月)が作品の更新お知らせやその他もろもろを書きます。

久しぶりの「三日月国」更新です。

2006-08-15 18:20:23 | 更新日記ですよ

こんにちは、いらっしゃいませ。

最近、こちらはめっきり「歪みの国のアリス」の記事ばかりになっておりました(^_^;)

本来は、オリジナルウェブ小説の更新お知らせ日記だったような、そうでないような。

ここらで、本業(?)にちょっと戻りまして。

久しぶりの小説更新です。一年半ぶりです。「三日月国の物語」掌編「青い夜」を更新いたしました。
一年半ぶり……(しみじみ)……。作品を知らない方、お忘れになった方、たくさんいらっしゃると思います。ええ、一年半ぶりですもの……

では、知っている人、覚えていた人に、お知らせしますね。時系列としましては、「桜の咲くころ」の後、夏の話になります。デューク王子とセフィリア姫の話です。
あの事件(?)で距離ができた二人。周囲の目には公認でも、本人達はそう思っていないのが問題なところでして。
とうとう、デューク王子は宮殿を出て一人暮らしを始めています。これ以上一緒にいられなくなったのですね。姫のためでもあり、自分の理性……ゴホゲホ、姫のためです。
しかしながら、セフィリア姫の体調がやはりおかしくなってしまいました。
それを心配した父母妹神官長が、王子に触れるようにお膳立てをしてあげたのがこの話でございます。
以下ネタバレなんですが、

本当は「西風の大地」あたりでもう駄目になってたはずの命なのです。それをつないだのはデューク王子だったのですね。彼がいないと、セフィリア姫は肉体的に×になるのです。
そういうわけで、セフィリア姫がまいってしまいました(精神的にも肉体的にも)。
家族と神官長の「お膳立て」役割分担としましては、
シンデレラ姫が長話をして、神官長と王子を鉢合わせさせる。
神官長は聖王の不在を、しれっと伝えて、王子の不安を煽る。
王妃は(実はセフィリア姫のすぐそばにいたのですが)セフィリア姫の行方なんかしらなーい、と無責任発言して不安を煽る。
王は、安定剤+で眠っているセフィリア姫を、医師の部屋から東屋に運び出して、物陰から見守る(→ヤブ蚊の襲撃)
という具合になっておりました。

王様は夜遊びになど行っていなかったのです。一応、ここは強調しておきますね。普段が普段ですから。(苦笑)

はい。久しぶりの小説更新でした。すみませんが、小説の方は、まだまだ不定期更新が続きます。仕事はひと段落ついてきたのですが、家庭の方が忙しい感じになってきましたので……。なんていうか、人間、やはり老いると色々な病気が出てくるのですね……ううん。

では、残暑厳しい日々が続きますが、皆さま体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。素敵な日々をお過ごしください。