すぎな之助の工作室

すぎな之助(旧:歌帖楓月)が作品の更新お知らせやその他もろもろを書きます。

浴衣を買ってカリスマ店員さんに

2005-05-29 00:20:16 | こばなし。。
いらっしゃいませ。こんばんは。

今日は街に出て、浴衣(ゆかた)を買ってきました。
浴衣売り場(というか着物売り場)の店員さんの手際とか知識とかにうならされましたよ。

売り場に行って、初めの一着は自分で「この柄がいいなあ」とか選ぶわけですよ。
そしたら店員さんがささっとやってきます。
その時はもうすでにその店員さんの手には、それにバッチリ合う帯をにぎっているわけです。
そしてさっぱりした明るい口調で、
その柄の由来とか、柄の染め方がどうたらとか、織り方がどうであるとか、どうしてこの浴衣にはこの帯の色が合うかとか、他にこんなアレンジもいいですよ、などと鮮やかに説明を加えながら、
ぱぱぱぱっ! と、見事な速さで浴衣を着付けてくれるわけですよ。服の上から。
すばやく着付けてもらううちに、浴衣に関する知識をどんどんどんどんもらえるわけですよ。

そして、自分好みの浴衣を着終わったらですね。

「あなたにとても似合うなと思っている浴衣があるのだけど、ちょっと着付けをさせてくださらない?」
とニッコリ笑って爽やかに言いましてね。

持ってくるわけですよ。「うおう。すごいや本当だ。似合うよ私!」と、思わずうなってしまうジャストミート浴衣を! そしてまた鮮やかな手際で着せ付け&知識を伝授。
すごい! すごいよ店員さん!
そしてその浴衣の柄っていうのが、数年間私が探してて「こんな柄があったらいいなあ」などと思っている浴衣だったりして……いやこれは偶然なのですけれども。……いや、運命? 運命か……ふふ(響きが気に入った様子)
はい。こっちを買いました。ええ。金魚ー! 金魚柄万歳! うふふふふー!(遠くへ行ってしまいましたよ?)

友達さんもですね、その時着せ付けてもらってまして。
やはり「あなたに似合うと思うのだけど、着付けをさせてくださらない?」の浴衣の似合いっぷりときたら!
「おおうK(友達の名前)さん! それはあなたのために誂え(あつらえ)られた一品ですか!?」
と叫びたくなるような、見事なジャストミートぶり! というか、すみません実際に叫びました。「すごい! 似合う! まるでKさんのためにあるような浴衣だー!」

すごいよ店員さん!
何者ですかこのお方は……と、思いましただよ。

後に。カリスマ店員さんであることが判明しました。
たしかにカリスマですよ。納得。


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