カワちゃんの写真日記

田舎の暮らしやら風景やら。

写真日記番外編

2017-12-18 02:16:00 | 日記

 今回はアップする写真がないということで番外編です。冒頭の写真は私が通っていた高校の跡地です。左側に割と新しい建物が建っていますが、今は高校ではありません。その経緯はこうです。私が通っていた頃、高校の校舎は写真の右手、山側にあったんですが卒業後20年位経って老朽化のため新築移転、写真の場所になりました。その後、過疎地でお決まりの、定員割れ、募集停止、廃校となり、建物は道立から町へ移管となりました。その後、今度は中学校が老朽化したため、まだ新しい廃校になった高校の校舎に移転、今は中学校になっています。

 通っていた母校がなくなるのは悲しいですよね。でも今は少子化の時代だからしょうが無いか。

 先日、地元に住んでいる同級生から高校の同窓会をやろうと連絡がありました。4人集まり、そのうちの一人が作ってくれた住所等のリストを元に、準備を進める事になったんですが、何せ卒業から40年余り。所在不明の人も沢山いますし、住所の記載のある人も半分近くは怪しい。実際、電話番号の記載のある人何人かにかけてみたんですが、半分は繋がりませんでした。

 ふと、SNS使ったら旧友が見てくれるかもと思ったんですよ。フェイスブックにアカウント作成してたこともあり、早速プロフィール写真とか載せました。でも全然駄目でしたね。趣旨が違うというか。ホテルとか飲食店のPRみたいなものとか、同趣同好の団体の人集め的なものとか、個人では、海外に行って来ましたとか、お洒落なお店に行って来ましたとかの投稿が非常に多いんですよね。要するに、ビジネスか人集めか人気投票みたいものですよね。アカウント作っていると、たまにフェイスブックからお知らせが何件ありますってメールが来るんですよ。覗いて見ると、友達かも?って、プロフィール写真に名前が入ったリストが表示されるんです。で、見てみると全然知らない人ばかりなんですけど、結構美人の人多いんですよ。ちょっと興味本位でその美人の方のページを覗いて見ると、自分のお店でやるイベントだとかライブの告知をしたりしていて、友達も数百人いるんですよね。でも、こちらとしては共通のものが何もないんでそのまま閉じましたけど、そしたら、次からリストに美人ばかり表示されるようになったんです。これってフェイスブックで、登録している人達を美人、そうでない人、みたいにおおまかな基準でカテゴライズしてるんでないかと疑いましたよ。前回私が美人さんをクリックしたものだから、今回あなたのために美人さんだけ御用意しましたみたいな。まぁ、そんな忖度みたいな事はないとは思いますけど、とにかくモデル?女優?みたいな人ばかりで、またまた興味本位で何人かのプロフィールを見ました。そしたらその中に、超一流大卒の高学歴で超美人の方がいたんですね。プロフィール写真も投稿写真もグラビアか!という出来のもので、ファンというのか、友達というのか、数千人ですよ。男性のコメントが多く、「綺麗です」「美人です」「好みです」みたいなのが多いんですが、その中で、えっ!というのがあったんです。曰く「犯したい」「そのタカビーを組み臥したい」ですよ。そんな事書き込んでいいのと思いましたね。コメントした人の名前も出てるので、どんな人か見たくなるじゃないですか。見てみました、プロフィール。そしたら、会社の社長さんですって。オイオイ、あんたの会社大丈夫か?こんな不特定多数が見るところに、そんな書き込みして。社員とか取引先に見られたらどうするのと思いましたね。まぁ、そのプロフィール自体が嘘かもしれませんが。そんな訳で、ちょっと違うということでフェイスブックはアカウント削除して止めました。でも虚々実々の人間模様みたいなものも見る事ができるので、またやるかもなあ。

 SNSでもラインは便利なので使ってます。この前連絡取れた高校の同級生とも、ラインでやり取りしています。女性なんですが、彼女、高校時代人気あったんですよね。そんな彼女とやり取りしてると、昔を思い出して楽しいですね。クラスメイトってやっぱり違うなぁ。

 ブログも見てくれて、プロフィール写真もっといいのなかったのと言うものだから、ちょっと撮り直して入れ替えたけど、あまり変わらない。元が元だけに、こればかりはどうしようもないよね。

 

 

 

 

 


庚申堂だより

2017-12-15 12:40:13 | 日記

 阿弥陀堂だよりという映画がありましたよね。寺尾聰さんと樋口可南子さん主演の。それに引っ掛けて庚申堂だより。ちょっと安易かな。それで、この庚申堂、我が家の畑地の端に建ってまして。明治時代に徳島県から入植した私の曽祖父母が、自分達の郷里で行われていた庚申の風習をこちらでもということで、近所の同郷の人に募り共同で建立したそうです。調べたところによると、庚申信仰は奈良時代に伝来し、その後仏教や神道と融合して江戸時代に広く世間に広まったそうです。東京の都電荒川線にも庚申塚という駅がありますよね。昔そこに庚申塚があったんでしょう。我が家の庚申堂のなかにも、青面金剛と三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)が彫られた庚申塔が鎮座しています。外観は雪害から守るため、いつの頃からかトタン張りにして、その後何度もペンキ塗り替えたので、お堂としては少々派手な色合いですが。そして問題が一つ、庚申塔には発起人の方々の名が彫ってあるんですが、今となっては近所に殆んど残っていない。ということは、これからは私が守っていかなければならない訳です。十干十二支で60日毎に庚申の日がある訳ですが、そんなにお祭りもできないので、今は8月の庚申の日だけ神社の神主さんに来て貰い祈祷してもらってます。でも後何年続けられるか。札幌に住む息子に引き継ぐ訳にもいかず、ちょっとした悩みではあります。おっと、屋根に随分雪が積もりました。雪下ろしもしなくちゃ。

 

 昨日(14日)は久々に晴れました。こちらは我が家から1キロ程行った場所から見る事のできる尻別岳(手前)と羊蹄山。尻別岳は別名前方羊蹄山、羊蹄山は後方羊蹄山と呼ばれることもあります。まさにここからの景色ですね。アイヌの人達は尻別岳をそのゴツゴツした印象から雄山、なだらかな稜線の羊蹄山を雌山と呼んでいたそうです。尻別岳がすぐ傍にあるため大きく見えますが、実際は尻別岳1107メートル、羊蹄山1898メートルと羊蹄山の方がはるかに大きいです。この尻別岳の南西方向の麓、写真では左側にルスツリゾートという、夏は遊園地、冬はスキー場のリゾートがあるんですが、そのリゾートで今シーズン、ヘリコプターでスキー客を尻別岳頂上まで運び新雪を滑り降りるスキーツアーを企画しているそうです。料金は16万円。まぁ、1回の飛行で10人程運べるようだし、2,3往復してくれるようなので人数が集まれば、一人頭2万円を切る料金ではあります。それでも1回の滑走で5,6千円ですから、海外富裕層向けの企画なんでしょう。

 

尻別岳と羊蹄山がほぼ同じ高さに見えるスポットもあるので、その写真は次回以降に撮影してアップします。

 


しばれるねえ

2017-12-12 17:24:40 | 日記

 12月8日の日は久々に、最高気温がプラスになりました。それでもプラス1,2度ですけど。でも、毎日氷点下の真冬日だと、少しでも気温がプラスになると非常に暖かく感じるんですよねぇ。その日は道路の圧雪アイスバーンも融け始め、路面も出てきたので、買い物がてら外出しました。出掛ける時は曇りだったんですが、夜10時頃帰宅すると、満天の星空。これはしばれると思ったら、案の定、翌朝アメダスの値で氷点下17度でした。晴れていると、遮るものがないので、地表の熱が上空にどんどん放出されます。いわゆる放射冷却現象ですね。で、上の写真が、その日の朝の私の部屋の窓です。外窓に出来た結露が、ガチガチに凍っています。これだけで室温が何度も違ってくるんですよね。今どきの高気密の断熱サッシだと、こうはならないんですけど。

 いつも、買い物は自動車で30分程かけて隣りの、更に隣り町、倶知安町に行くことが多いんですが、その途中にあるのが、この京極町のふきだし公園。蝦夷富士、羊蹄山の伏流水が湧き出ている場所です。ここの湧き水は日本の名水100選にも選ばれていて、遠くから汲みに来る人も結構います。道の駅にもなっていて、休日には広い駐車場が満杯になるほど、観光客で賑わっています。この日は平日だし冬場だし、それ程観光客もいないだろうと思い、写真でも撮るべと立ち寄ったんですが、駐車場に観光バスが数台。既に中国人観光客の団体御一行様が来ていました。その賑やかさに気圧されて、湧水口まで行かないで帰ってきちゃいました。今度は、朝方の人の少ない時間を狙って行こうと思っています。

 これは9日、しばれた朝の午前11時頃の国道276号線の様子。車で走っていて、前方に面白い形の雲が見えたので、停車して撮ったんですが、撮る頃には平凡になってましたね。この日も朝しばれた割には気温が上昇してプラスになりました。道路も融け気味です。この後、11日月曜まで気温高めでしたが、本日12日、上空5千メートルに氷点下40度の一級の寒気が流れ込み、今この辺吹雪いています。何日か除雪しなくてよっかたけれど、明日からまた除雪となりそう。


野良がやって来た

2017-12-02 09:55:44 | 日記

 一週間程前、野良猫が迷い込んで来ました。朝起きたら、外で猫の鳴き声がする。外に出て見たら、いました。我が家の老犬タロウの犬小屋の陰に隠れるようにして、鳴いておりました。我が家の老犬は子犬の時から殆んど吠えることがなく、更に最近は耳も鼻も駄目になり、気付いてないのか、全く気にする様子もありません。その隙を突いて、野良がタロウのドックフードを盗み食いし始めたので、ちょっと追っ払って車庫に追い込みました。少し迷ったんですが、まぁ飼うというよりは保護するという感じで犬缶開けて与えました。そうしたら食べる事、食べる事。喉詰まらせるぞというくらい、夢中で食べてました。余程、腹減ってたんだろうな。その後、ドックフードを買いに行ったついでにキャットフードも買ってきて、今はそれを与えています。普段車庫の屋根裏にいることが多いんですが、最近では、餌を与えに行くと降りて来るようになりましたね。少し警戒感が薄れてきたかな。

                         

 これが我が家の老犬タロウです。あと4ヶ月で満16才だから、人間で言えば80才を越えている感じかな。外で飼ってるんですが、さすがに厳冬期は寒そうなので、夜間だけ犬小屋の横にある車庫兼物置に入れてやってます。15年程前、この実家の近くにある郵便局に勤務していたことがあって、その時は単身赴任みたいな形でこの家から通っていたんですが、その頃に生後1ヶ月位で貰ってきたのが、このタロウです。毎日散歩したりして2年間程一緒に暮らしましたが、私が転勤で実家を出る事になり離れました。あとの世話は母に任せていたのですが、何せ私の母も後期高齢者ですから、毎日散歩させてやることも出来ず、タロウには可哀想な想いをさせてしまいました。去年4月またこちらの地方に転勤になり、その時は私も完全に単身の状態になっていたので、実家で母と同居する事にして戻って来ました。そしてタロウとも一緒に暮らし始めたんですが、戻って来た当初はだいぶ足腰が弱っていましたね。時間があれば極力散歩に連れ出し、去年はだいぶ回復したんですが、寄る年波には勝てないのか、今年に入ってめっきり衰えました。1日の半分以上寝てることが多くなりましたね。最近は目ヤニがひどくて、毎日朝拭いてやるんですが、またすぐ汚れています。あとどれ位一緒にいられるか判りませんけど、少しでも長生きしてもらいたいですね。

                         

 11月18日に降った雪も融けることなく、これからも融ける事はまずないと思うので、これが根雪になる思います。それに伴い、我が家の除雪機も本格稼働。トラックが走っているところが国道で、そこまで除雪しなければならないので結構大変ですけど、除雪も冬の運動の一環という側面もあるので頑張ってます。

                         

 それにしても晴れの日が殆んど無い。少し晴れ間が覗いたと思ったら、またすぐに雪が降り出す。雪のなかでもいい写真は撮れるのでしょうが、私にはまだその腕がない。まだまだ勉強です。あと重たいフルサイズの一眼レフには、頑丈な三脚も必要だしなぁ。

                         

 これは3年位前に蝦夷富士(羊蹄山)を撮影したもの。APS-Cサイズの一眼レフで撮ったものですけど、割とお気に入りの1枚です。