結論からいえば、自分の所の水道水の塩素臭等が気になるなら、除去する目的で浄水器を付ければ良いと思います。
但し、日本の水は安全と言うことも理解して下さい。
私の子供の頃は、水と言えば水道水をガブガブ飲んでいました。それで何かあったとの記憶がありません。
次にアルカリイオン水や還元水、ほぼ同じものです。
アルカリイオン水の機械が売れなくなった?ので目先を変えて、名称を還元水
そこでアルカリイオン水について説明します。
歴史は古く、1950年代、日本にて諏訪方季が作った電気分解水機器にてアルカリ性の水を生成した水が小さなブームに。
1965年(昭和40年)当時の厚生省が電気分解水機器を、乳酸カルシウムを添加した水の分解という制限付きで医療用具「医療用物質生成器」として一度は承認(薬発第763号)。
後1998年(平成10年)3月30日廃止
標榜が認められた効果は「慢性下痢・胃酸過多・制酸・消化不良・胃腸内異常醗酵」であった。しかし、この生成水がそういった効果効能を持つことが臨床的に証明されているわけではなかった。
1992年(平成4年)国民生活センターによって、「胃腸薬の効果を期待するには10リットル以上の飲用が必要」といった効果を期待するには現実的ではないと思われる報告が行われた。
1993年(平成5年)業界団体が京都大学の医学部に調査を依頼し、163人に対して二重盲検法などによる臨床研究を行った。その結果、総合的な症状には明瞭な改善は見られなかった。
1998年(平成10年)3月30日薬発第763号は、医薬発第318号によって廃止された。同時に生成される酸性水のアストリンゼンによる美容効果を表示することができたが、改正薬事法では表示不可となった。
生成水の効果効能は、登場当初はさまざまなものが謳われたようである。
薬事法違反となる医療効果を明示的・暗示的に標榜する製品や浄水器や整水器がたびたび現われ、厚生省(後の厚生労働省)はしばしば通達を出して規制をしなければならなかった。
厚生省は業界団体の形成を促して自主規制を作るよう仕向け、これらの指導により、次第に、あたかも奇跡の水であるかのごとく効果を謳う商品は淘汰されていった。
アルカリイオン水の製法の基本はイオン交換膜を塩橋として電極間を隔てた、学生時代によくやっていた電気分解で、水溶液に電極を用いて電圧をかけると、陽極では陰イオンが酸化され、陰極では陽イオンが還元される。
しかし気を付けねばならない事は、アルカリ金属およびアルカリ土類金属と、アルカリ性とはまったく異なる言葉であり、アルカリ金属イオンの存在と溶液のアルカリ性とは関係はない。
すなわち、マグネシウムとカルシウムなどのミネラル分は人間に必要だが、アルカリ水といえども元の水以上にそれら成分が増える事は無い。
増やすためには、それらを機械で添加するだけである。
結論から言えば、もし自分の所の水道水の塩素臭などが気になるなら、浄水器を付けたら良いでしょうと答えました。
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