ヒト(人類)の祖先が、チンパンジー・ボノボの祖先と別れたのは600万年前~700万年前
現在のホモ・サピエンスが10万年ほど前にアフリカで誕生。
世界中に広がっていく(第2の出アフリカ)。
ヒトはこの10万年のうち、9万年、狩猟生活を行い、乏しい食料を求めて野山を駆け巡って生活をしてきた。
約1万年前農業が始まったといわれ、約5000年前には農業で食糧の確保が進んだといわれている。
しかし何時もヒトは生きるために飢餓との戦いの連続であった。
その為、ヒトは生き残るため、体内に出来る限りカロリーの基を蓄えておく機能を備えることで飢餓の時代を乗り越えようとする。
一番大切な栄養素は、身体を動かすエネルギーとなるブドウ糖(グルコース)
炭水化物や糖類の消化・吸収により血液に入ったブドウ糖はインスリンの働きによって細胞に取り込まれ、エレルギー源になる。
そして、余ったブドウ糖はグリコーゲンとして、細胞や組織に蓄えられる。
それ以上に過剰にブドウ等があれば、脂肪に変化させ蓄える。
脂肪もエレルギーとして使われるが、余れば脂肪細胞を肥大化させ蓄える。
過剰なタンパク質も脂肪に変化させ蓄える。
ヒトこのように蓄える能力に優れているからこそ、飢餓の時代を乗り越え、現在の繁栄をもたらしたと言える。
しかし、この3~40年、生活は豊かになり、飽食の時代と言われるようになった。
3~40年という期間は、ヒトの歴史からいえば2500分の1の期間であり、人は飽食生活に適用が出来ていない。
その為、飽食を原因とする数々の疾患を生み出している。
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