友人が血圧が高いという事で、薬を貰っています。
その薬について相談を受けました。
一つは高血圧の薬
もう一つは血液サラサラの薬ということ
血液サラサラ???
私は言いました。
「君はこの薬を飲まなかったら血液ドロドロ?」
「昔、ケガなんかしたことない? その時、自分の血液はドロドロで中々出ないとか、サラサラだから出血が早いとか感じたことある?」
多分そんな経験は無いと思います。
血液はそう簡単にサラサラ、ドロドロしません!
血液は液体の血漿成分とその中に浮いている血球成分に分かれます。
もしドロドロしているとしたら、それは血球成分が普通の人より多いということになります。
そして血球成分の内、90%以上は赤血球です。
もし普通の状態より血液をサラサラにするには、赤血球を減らすしかありません。
そんな薬は無いし、飲んでいる薬はそのような薬ではありません。
実はその薬は、血液が固まりにくくする薬と言うことを説明しました。
え!・・・それなら出血した時、血が止まりにくくなるの?
そうです。薬は副作用がつきものです。
効果と副作用を比較して、効果が大切と判断した時、薬は処方されています。
薬を飲む時、きちんと薬効と副作用は知っているべきでしょう。
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