最近、「ココナッツオイル」ダイエットの話を度々耳にします。
また、書店でもその関係の本が多数売られています。
本当に、ココナッツオイルを飲むだけで痩せるのでしょうか。
要約すると、ダイエットに効果があるという理論は以下の2つのようです。
1、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸で構成されており、中鎖脂肪酸は吸収が良いので早くエネルギーに変換され、脂肪として身体に付くにくい。
2、糖質を抑えて、ココナッツオイルを摂ると、糖質の代替えエネルギーとしてケトン体が作られ、ドンドン脂肪をケトン体に変えるケトン体サイクルが出来上がり、ダイエットになる
この意見は正しいでしょうか。
疑問点が多々あります。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸で構成されていると書かれているが、全部が中鎖脂肪酸?
インターネットで調べてみると、他の油に比較して中鎖脂肪酸が多いだけで、その比率は7~14%
多くは長鎖脂肪酸との事
これで、違いが出るのでしょうか?
次ぎに、体内でケトン体が常習的に作られて、身体に害は無いのでしょうか?
ケトアシドーシスの心配は無いのでしょうか?
昔から、ラード(豚油)やヘット(牛油)などの飽和脂肪酸は肥満に繋がると言われてきてたのに、同じ飽和脂肪酸であるココナッツオイルだけはダイエット???
疑問だらけです。
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