玄海の語り部

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原発並み出力の太陽光発電 

2011年07月11日 09時13分35秒 | 健康ニュース
技術大国日本、「津波に原発問題」苦しい思いをしている日本ですが、危機こそチャンス。新しい技術が色々と生まれています。

東京大学とシャープなどは独自開発の太陽光発電システムの大規模な実験をサウジアラビアの砂漠で実施する。
日射量などを調べて実験地を決定し、年内にも開始する。

5年後をメドに出力100万kw級の商業施設を現地に完成させ、原子力や火力に変わる主力エネルギー源を目指す。

実験するのは太陽光をレンズで集める「集光型」と呼ぶ太陽光発電システム。
東京大学とシャープは光を電気に変える変換効率が42%と世界最高レベルの太陽電池を開発済み。

こうした先端技術のどの実用化を日揮、Jパワー、日本政策投資銀行と目指している。

サウジの国立エネルギー研究機関「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(KACARE)と協力して、まず出力約10万kwの実証システムを設けて実験する。

改良しながら出力を10倍に拡大していく。
大半の太陽光発電所は出力が数10万kw。

原子力発電所1基は100万kw前後なので、太陽光発電を主力発電にするには同等かそれ以上の性能が必要になる。

また、太陽電池に変換効率が10~20%台と低く、広大な土地に多数並べないと発電量を稼げない。

共同チームは変換効率が42%の集光型システムなら、少ない太陽電池で大電力を生みだされるとみている。広大な土地の確保が必ずしも必要でなくなるほか、送電や建設コストも抑えられ、電気代を既存電力レベルに近づけられるという。

サウジは石油に代わる資源の確保が課題。

実験の誘致は太陽光発電の関連産業を集積して育成する狙いもある。

共同チームは実験を通してサウジをはじめ海外企業などにシステムを売り込む考え。

砂漠での太陽エネルギーの実験としては、アブダビ首長国での太陽の熱を利用する太陽熱発電の試みがある。

高性能の電池を太陽光発電システムの実験も米国などで構想がある。

「日経新聞」より抜粋



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1 コメント

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Unknown (アラカンバアバ)
2011-07-11 09:48:51
明るいニュースですね
少しでも多く自然エネルギーに代えられるといいですね
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