カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

芦田水光園に行ってきた。師匠が行くと思っていました。

2020-10-29 21:00:00 | へら
2020年10月25日(日)

昨日、野田幸手園からの帰路の電車の中で,今日(25日)はどこに行こうかと考えていました。
野田幸手園での釣りでもカッパはセット釣りに悩んでいましたが、最後に使ったバラケのパターンが自分にはコントロールがやりやすく合っているような感じでした。
Y師匠はお休みのはず、ならば・・・

夜にY師匠から今日何処に行く予定かLINEが入っていていました。Y師匠はホームの水光園だろうと思っていたところ、予想通り水光園でした。
今日も電車釣行です。

巣鴨駅を出てから小一時間で白井駅まで到着し,テクテク歩いて水光園に向かいます。何度も通っている道のりで,途中のコンビニで買い出しも忘れずしました。






水光園に到着して入口から見て左側(南側)にY師匠&Jrさんの姿が見えます。
Y師匠たちに合流する途中で,梅さん、T木さんたちのカツキの皆さんも釣りをしております。皆さんと談笑してご挨拶。
Y師匠のところに行くとJrさん,クリさん,そして,トーマスさんと一緒に釣りをします。並びは,入口側から,クリさん,Y師匠,カッパ,トーマスさん,Jrさんです。Jrさんは本日もトーマスさんの指導を受け、Y師匠のお気遣いでセット釣りに悩んでいるカッパをトーマスさんの横にアレンジしてくれました。

水光園も新ベラが入っています。今回は500kgだったようですが,綺麗なヘラちゃんと今日こそは出会えることを期待しています。
なお,次回(来月の時期は未定)は50cmオーバーが入るとのことです。釣りたいなぁと思ってしまいます。


【釣結果】
本日もカッパは荷物を軽くするために短竿だけを4本だけロッドケースに入れてきています。

皆さんの釣り方はといえば、クリさんは18尺のグル宙,Y師匠は16尺セットと長めのメーターセット釣り。トーマスさんが,13尺(だったけ?)メーターセット,Jrさんが14尺(だったけ?)メーターセットと中尺を選択。

短竿しか持って来ていないカッパは9尺メーターセットを選択。
9尺にした理由は,新しい仕掛けを作ったから(仕掛けの構成を少しだけ変えたから)試してみたくて選びました。

タックル
竿:ダイワS Fスペック9尺
浮子:クルージャン 浅棚 ASA 5番(5.5cm)
道糸:将鱗 スーパープロプラス 1号
ハリ・ハリス
 上:バラサ7号 0.6号 7cm
 下:クワセマスター3号、コム4号,バラサ3号(昔結んだハリスを持って来ているため)
   玉鈎4号,クワセマスター5号(重いハリとしてこれは,最近結びました)
   長さ:40cmスタート

バラケ
 粒戦:200cc
 細粒: 50cc
 セットガン:100cc
 水:300cc
 セット専用:200cc
 セットアップ:200cc

クワセ
 サナギ感嘆 水9.5cc 粉10cc

棚メーター(と思っていたら,90cmでした)

魚の状態はどうでしょう?
1投目。異常なし。
2投目。異能なし。
・・・
5投目(位だったっけ?)。異常あり。
・・・ではなく,受けが出て来ました。

そして・・・
浮子ズバッ→竿ビシュッ→糸ギュイン→腕ギュギュ→魚バシャバシャ→玉網ビクビク→カッパ ビシャビシャの一連のオノマトペでヒレピンの新ベラと出会うことが出来たのです。
ちゃんと新ベラ判定会が開かれ,新ベラ認定!




悩めるカッパは今日のチャレンジとして、バラケをいつもと違う付け方をしてみます。

やり方は言葉では説明が難しいですね。
カッパはバラケを指先だけで摘んで丸めることができません。
普段はバラケをガバッて掬い取り、人差し指の付け根を中心に押さえるような感じで外側だけ圧を掛けて丸めています。
今回のチャレンジはバラケを人差し指と中指に乗せるように掬い取り,親指で一度押して圧を掛けて潰して,親指で折り畳むように丸めるようにしてみました。なかなか出来ず、そのうち加減になってしまいます。

親指で押す圧の力加減でバラケのコントロールをするのですが、何投かエサ打ちしてみるとなんとなく、コントロール出来ているような、やっぱりできていないような、慣れないことをしているので、まだまだ練習が必要です。
コントロールがやりやすいか、どうかと言えば、何投かエサ打ちして、なんとなく、早く抜いたり、保たせたり出来るかな、どうかな?といった感じです。

魚の状態はどうかと言えば、活性はよく元気です。この時期の他の池よりずっと元気がよいから、魚の寄りがいいのです。

段々と寄せて来て,落下の開きが少なく棚で多く抜く感じのバラケの付け方が出来ないか試してみますが、当然そんなに上手く出来ず、どうしてもただ甘いバラケになってしまいます。甘いエサを打てば上でジャワジャワとうわずり、釣り難くなってしまいます。上手く出来るように練習あるのみ。

などと、新しいバラケの付け方を試して練習していたら,ポツリポツリと釣れ出しました。
活性が良いから釣れたら、魚の引きが強くて、格闘して面白く愉しいのです。


ところで、南側で釣りをしていると後ろは木が生い茂っているので日陰になってしまい、これからの季節だと寒くて仕方なくなります。まだ、今日は大したことはありませんけど。

南側の釣り座のもう一つの弱みは、朝方は光の加減で水面に向かい側の木が写り込み浮子トップが見えにくくなることです。カッパはまだ短竿で浮子が近くトップは見やすいので助かりますが、沖の場合にはスコープでないと浮子トップは見えないのです。カッパの場合だと、スコープがなければ、まず気配を感じ取り勘で合わせることになるでしょう。
でも、クリさんは18尺両グルで、師匠は16尺のセットでバッチリ合わせて釣っていました。

さて横ではJrさんはトーマスさんの釣り方を教えて貰っています。トーマスさんが釣っているところを解説してもらい、勉強しています。
隣でカッパも時々トーマスさんの釣り方,浮子を見たりしながら解説を聞き入っていました。聞いていて分かったのは、平たく言うと経験に基づく仮説と検証の繰り返しで,その見極めるサイクルが早いのです。浮子、オモリ、バラケ、ハリスのバランスを整えて、そしていかに釣る状態に持ち込むかです。(釣れるではなく、釣るです)カッパも、セッティングとエサとのバランスで釣れるかどうかが決まるのではないかと思っていましたが、釣っている人からそう言われると自信(?)が持てます。

さて、カッパはバランス点を見つけるために、ハリスワークをしてみます。ハリス40cmは長く感じて、35cmにしてみましたが、これで1枚釣れてもなんだかクワセが遠いような感じがして30cmまで詰めました。これでポツリポツリと。

それにしてもここのヘラは釣れたのにスレのように強く引き、沖走りする猛者もいて、こいつと格闘するとなると面白くなります。


さてさて、人が集まれば、競争が始まります。10枚早抜け大会開始です。

審判はJrさん。
トーマスさん vs Y師匠、クリさん、カッパ連合

先ほどポツポツ釣れましたが、競争を開始後にスレが何度か出たのでハリスをさらに短くしてみて25cmにすると今度は静かになりすぎてしまうのです。

セッティングとエサのバランスが大事だと思っていながら、この後短いハリスでもバラケを調整すればなんとかなるのではとバランスを無視してバラケの調整だけ拘りすぎてしまいました。こうなると状況を正確に捉えることが出来ず釣れなくならます。かなり時間が過ぎた後ようやくセッティングの調整をする始末です。ハリスの長さを30cmに戻して、ハリを重くしていき、玉鈎4号、クワセマスター5号に変えてと・・・試してなんとか1枚釣れました。これもバラケの大きさと圧の調整が上手くいった時で、バラケを同じようにすることが出来ずチームに貢献出来ませんでした。

・・・結果、接戦の末トーマスさんの勝ち
三人ががりで、接戦とは・・・
途中で追い抜いたので、トーマスさんに火を着けてしまったのが敗因ですからね。

競争が終わり浮子とオモリの間を測ると90cmでしたので1mに修正しました。


昼食です。
本日はカルビ丼を頂きます。
マジ上手い!です。ヘラブナ釣りの釣り堀・管理池食堂の食事の中ではカッパの中ではマイウー1番です。
住宅ローン固定金利君とは,魚が釣れないと、二人して食事を食べにここに来たと言っていたくらいです。
食事は1,000円ですが,サイドメニューには,メインにしてもいいんじゃない?という、おかずも入っているのも嬉しいです。

食後、しばらく皆さんとしゃべってまったり過ごしていました。

カツキの方々はの様子も見に行ったら、底釣りのT木さんは両ダンゴで新ベラばかり釣っていたようです。KTJMさんなんて、カッパが近くにいるとスレではなくしっかり釣っているところを見せてくれました。(内輪ネタ:○○屋一代目が見れると思っていましたが(爆))


午後の部です。カッパのバラケは、セット専用を外して、粒戦、細粒、セットガン、セットアップの4種類を使用してみることにしてみます。

オモリ負荷の高い浮子に変更し、大エサを打って寄せて、小エサを数回ぶら下げて釣るって方針に変更することにします。そう思っていても下手くそなカッパは寄せで開かせようと甘く付けてしまい池ポチャ連発と無駄な時間を過ごして反省しています。
調整していった結果、バラケをぶら下げてみると下ハリスは35cmとしました。

再度、10枚早抜け大会。
トーマスさん vs クリさん&Y師匠ペア vs Jrさん&カッパペア

師匠は、12尺に変えており、カッパを含め他の皆さんは短竿を振っています。しかも4人ともFスペック使いです。

さて、結果は、カッパ6枚まで釣りましたが、3位。

この試合が終わる頃に、カッパのバラケは無くなりました。

次のバラケは細粒を200cc入れて作ると、これはカッパの手ではコントロールが難しい粘りがあるのです。
手水で柔らかくしたり圧を調整してみます。粘りはある分バラケる量が少なく水中に入り棚でぶら下がると思っていましたが,魚が棚で寄るより水面付近ではしゃいでいる方が多いような感じです。

他の人は、バラケを開かせても水面に漂う麩が少なく、しかも直ぐに落下して無くなる感じです。
一方、今の粘るバラケは細かい粒子が水面近くに漂っている時間が長いのです。だから、粒子を吸いにヘラがうわずっています。

3戦目の10枚早抜け大会。
トーマスさん vs クリさん&Y師匠ペア vs Jrさん&カッパペア

魚の喰いの状態はガラリと変わっているのは感じ取れましたが、バラケがコントロール出来ずカッパには使い物にならず、たまたま喰ってくれた魚が2枚いました。

結果はカッパペアはダントツ1位(下から)カッパが足を引っ張りました。

この後はバラケがダメなので、釣りを休憩してトーマスさんによるJrさんのlessonを間近で見たり、師匠の釣り方を見たりして過ごしていました。

最後にまた釣りをしていたら、上がりベラ大会をする事に。
さあ始めようと言う直前で釣ったのですが、直前だとノーカウント・・・ですよね。

上がりベラ大会は開始早々クリさんが上がり、師匠、トーマスさん、次にJrさん。

カッパはまだ釣れていません。手水したバラケは使わず、基エサを掬い取り圧だけでハリに押し付けるようにすることにしました。これが上手くいったのか、棚で開いて一番遅く上がりベラを釣るのでした。

結果:カウントしていませんが、20枚ちょっと

一人釣行も好きですが、今日のように仲間とワイワイ釣るのは楽しいです。
そして、今日は本当に勉強になりました。

来月の新ベラ放流では50cmオーバーが入るとのことで楽しみにしています。

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