市販スノコからヘラブナ釣り用スノコを作る その４

今回は市販のスノコを使って、ヘラブナ釣り用のスノコを作ってみます。お金は極力使いません。この記事で使っている写真は試作品とその後作った左利き用初号機を作った時の両方が混ざっています。角木を取り付ける位置が左利き用になっている写真がありますが、大勢に影響はないと思います。

今回作るカッパが求めるヘラブナ釣り用のスノコの条件
その１
　竿掛け用の万力が固定できる。
その２
　パラソルが固定できる。
その３
　移動時には折りたためてコンパクトである。
その４
　広げたサイズは、ヘラ座布団の一回り大きくする。
（幅４５ｃｍ位、長さ６０ｃｍ位）

市販スノコからヘラブナ釣り用スノコを作る　その１
市販スノコからヘラブナ釣り用スノコを作る　その２
市販スノコからヘラブナ釣り用スノコを作る　その３

前回は、スノコと角材を切断し、接着剤だけを使いました。
今回は、木ネジ、釘を使って組み上げます。

補足で、前回の角木は、スノコを裏返しにして、左側に着ければ、右手用。右側に着ければ左手用になります。
角木は２本とも、右側に着けるなら右側、左側着けるなら左側と同じ向きに取り付けます。

接着した後、先ず、角木とスノコを２５ｍｍの木ネジで固定します。



次に、ステンレス折金物で角木と垂木を固定します。これが上手くできるポイントです。

スノコの間に折金物を入れます。


位置を調整して折金物を固定する箇所を決めて、折金物の穴から木ネジを止める垂木の場所にマークを付けます。


垂木の印を付けた所に折金物を木ネジで固定します。


再度、折金物を付けた垂木をスノコに差し込んで、位置を確認します。


スノコ側を固定します。


固定が完了したら、外側から垂木と角木を木ネジで固定します。



厚くしないと万力が固定でいないことがあるために、正方形に切った板を垂木に取り付けて厚くします。


蝶番を取り付けます。ここで、蝶番を真ん中になるようにしなければ、広げたときに段差が出来ます。



後はニスを塗って防水して完成です。


右が試作品で、カッパ好みに後で色付きのウレタン塗料を塗りました。（スプレーで吹き付けました）

左は、左利き（はとぽっぽさん）用に作りました。だって、この記事を書く前に欲しいって言われたからね。


後は、皆さんこの記事を参考にして、自作してみてください。

次の進化型は、玉置付き！