カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

インスタントウドンの比較(2.硬度)

2015-10-21 21:00:00 | へらエサ
硬度の比較をします。
その前に,記載されている水分量は
・感嘆


・一撃ライト


・即席ウドン



さて,硬度の比較をします。
【使用した道具】
・硬度計(軟らかいモノを計測するO型)
・ラップ



直接インスタントウドンを硬度計に付けると計測のたびに拭かないといけません。
比較値がでるか分かりませんが,ラップを敷いた上から硬度計で計測することにしました。

硬度を計測するにあたり,念のため厚さを一定とし、計測は5点平均とします。


【硬度計測】
各インスタントウドンで,粉の量は筋きりいっぱいで10ccとし裏書にある水分量を基に作りました。
インスタントウドンの作り方は各社の作り方に従いますが、各社同じです。



なにやら分かり辛い写真ですが、
上から、「感嘆」「一撃ライト」「即席ウドン」
左から硬め、標準、軟らかいです

<感嘆>
・硬め
 ・水:12.5cc
 ・平均硬度:3.8

・標準(中間値)
 ・水:15cc
 ・平均硬度:2.6

・軟らかめ
 ・水:20cc
 ・平均硬度:1.8

<一撃ライト>
 ・硬め
 ・水:12cc
 ・平均硬度:5.8

・標準(中間値)
 ・水:13.5cc
 ・平均硬度:4.8

・軟らかめ
 ・水:15cc
 ・平均硬度:3.3

<即席ウドン>
・硬め
 ・水:15cc
 ・平均硬度:2.5

・標準(中間値)
 ・水:20cc
 ・平均硬度:1.8

・軟らかめ
 ・水:25cc
 ・平均硬度:測定不能

カッパの硬度計では、感嘆と即席ウドンでは軟らかすぎて計測しても値が出ないときがありました。
数値の羅列で分かり辛いと思いますので、以下に比較のまとめをしてみます。

[比較]

計測前に出来上がったものを触った感覚で軟らかい順に、
 即席ウドン<感嘆<一撃ライト

水の量で硬さが変わります。
全種類とも、15ccの水で作っています。
結果もやはり軟らかい順に
 即席ウドン(2.5)<感嘆(2.6)<一撃ライト(3.3)


【硬度計測 追加】
硬度計では数値が小さすぎて計測できないところがありました。
追加計測として、粉10cc、水15ccで作ったインスタントウドンを体重をかけてオカユポンプで絞った時間を計測して硬さの検証をします。インスタントウドンは新たに作りました。


ただし、体重をかけたとしても同じ力が加わっていない場合も考えられるので参考程度にしてください。

結果は
・感嘆:14秒
・一撃ライト:20秒
・即席ウドン:13秒

追加計測でもやはり軟らかい順に
 即席ウドン<感嘆<一撃ライト


【補足 作ったときの感想】
・感嘆
まとまりがよく、容器にへばりつきにくい。一番使いやすい印象。


・一撃ライト
水と混ぜ、容器を振り音がしなくなっても、蓋を開けるとドロトロの状態。それを練ると段々と硬くなり粘りが出る。容器にへばりつく。


・即席ウドン
水と混ぜた後、ダマが残る。混ぜてもダマが残る。感嘆の次に扱い易い。



【まとめ】
硬度が一番あるのは,一撃ライトであり,一番柔らかいのは,即席ウドンとなりました。

次は粘り具合を調べます。
作った時に一撃ライトが粘っていましたので一人勝ちとなるかもしれません。
水中での特性を確認します。
ただ、準備がまだ出来ていません。


こちらもどうぞ
【カッパの関連ブログ】
インスタントウドンの比較(計画書) インスタントウドンを比較する計画書です。
インスタントウドンの比較(1.重量計測、外観) インスタントウドンの粉の状態と、重量を量っています。
インスタントウドンの比較(3.粘り) 粒戦をまぶし粉として着けて、水中での粘り加減を観測しました。
インスタントウドンを作る 写真で具体的にさなぎ感嘆を水で作ることを紹介しています。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまです (ゴリ巻き)
2015-10-21 21:54:02
初心者のゴリ巻きは、感嘆しか使ったことがないですが、同じようなタイプの物でも数値で比べると違いがハッキリとしますね。
たいへん勉強になります。
釣り場のコンディションによって三種類を使い分けるのもアリですね。

次回の実験も、決して無理をせずに頑張ってください。結果が楽しみです。
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Re:お疲れさまです (カッパ)
2015-10-21 22:18:37
ゴリ巻きさん

いつもコメントありがとうございます。

特性(エサの癖)をよく知った上で条件をもう少し変える必要があると思ってはいますが、今は付け焼き刃気味の対応になっています。

というのも、粘りの計測を始めたところですが、ちょっと検討中です。
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