昔、男が摂津の国に領地があったので、兄弟や友達と共に難波に出かけた。海辺に舟がたくさん泊まっているのを見て、
難波津で今朝まさに見ゆこれこそが
この世を憂いて海渡る舟か
この歌に心を打たれて、人々はしみじみと帰途についた。
伊勢物語 難波津 みつの浦 うみ渡る船 わかりやすい訳 現代語訳
難波津を今朝こそみつの浦ごとに これやこの世をうみ渡る船
難波、和泉、住吉と、摂津三部作が続きます。
昔、男が摂津の国に領地があったので、兄弟や友達と共に難波に出かけた。海辺に舟がたくさん泊まっているのを見て、
難波津で今朝まさに見ゆこれこそが
この世を憂いて海渡る舟か
この歌に心を打たれて、人々はしみじみと帰途についた。
伊勢物語 難波津 みつの浦 うみ渡る船 わかりやすい訳 現代語訳
難波津を今朝こそみつの浦ごとに これやこの世をうみ渡る船
難波、和泉、住吉と、摂津三部作が続きます。