おつまみの定番「柿の種」は、数社から出ている。
元祖は長岡市の「浪花屋」。
が、商標登録をしなかったために、他の会社も「柿の種」を使うことができる。
宇宙に行った柿の種は、剛力彩芽じゃなくて亀田製菓のもの。
手広くやっているために、本社は巨大なビルとなった。
一方浪花屋は、こじんまりとした社屋のままである。
いろいろな商品は商標登録するために、他社は同じ名称が使えない。商標や会社名が一般名称になっている有名なものは、マジック、ホッチキス。オチキス社は、フランスの兵器メーカー。戦車や機関銃を作っている。
消雪パイプの発案者も、浪花屋製菓の創業者。
人々のために、あえて特許はとらなかった。
青色LEDの人に聞かせてやりたいよ。青色LEDで人々は幸せになっただろうか。
今や、何十年もかかる品種改良が、バイオテクノロジーでササッとできる。
そして特許を取られる。
欧米の文化は、一人勝ちの世界、つまりオットセイのハーレム。
アジアは真似文化。
あんまりうるさいことは言わない。
日本はすぐに中国のことを言うが、クロックスのサンダルのコピーが山のように積まれているのは、どこの国のホームセンターだ?
だから、すごいものを発明した人も、すごい技術を持った人も無名。
「余裕」だと思う。
エジソンは偉い人♪なんだろうか?盗作疑惑もあるでよ~。ダ・ヴィンチも持ち上げられすぎてる。ジャザリというダ・ヴィンチよりも150年早い、イスラムの発明家を誰も知らない。
ノーベル賞も似たようなもの。
一個人の功績かどうかという点には疑問が残る。
まず、数学や物理学などの人類の英知の積み重ねがある。
研究グループの協力体制、大学や企業、国などのバックアップが必要。
商標、特許は、資本主義=一人勝ちのためのツールである。
学生時代、柿の種一粒を3回に分けてかじりながら、酒を飲んどりました。ツナ缶は醤油をドバドバかけて。金なかったんだよね。