アベノミクス効果で、トヨタの営業利益が前の年度の3.7倍になる見通しらしい。
円安になっただけで、自動車7社は1兆円の利益。ヘンなの。
へそ曲がりなんで、もちろんトヨタの車は買わない。
しかし、その技術力は世界トップレベルだろう。
その技術を惜しみなく投入していると思えないことも、買わない理由の一つだ。
この辺りは、ブリヂストンもそう。(ブリヂストンのタイヤは、村上春樹と同じ理由ではいたことはある)
ルーテシアRSの代車で、ヴィッツに乗った時のこと。(たぶん、初代)
室内のデザインは、大人が乗るにはちょっと、という感じだが、走行性能、特に足回りはよさそうだった。
硬くはないのに、コーナーも怖くない。レーンチェンジも合格。
実は、ルーテシアRSに乗っていた頃、ファンカーゴに置いていかれたことがあった。
ノーマルルーテシアで)をkm/hが限界のコーナーを、ヤツは!”をkm/hで駈け抜けた。その時のルーテシアRSは!!をkm/h。朝だったのだが、二日酔いじゃなければ無理だ。
ファンカーゴとヴィッツのシャシーは同じ。
さすがトヨタ。本気出すとスゴイ。
だから、手を抜いていると言うのだ。
欧州戦略車だけでなく、国内向けの全てのトヨタ車にあれぐらいの足回りを与えてほしいものである。
あ、そんなことしなくても、手を抜いても売れるからいいのか。
足回りの性能なんて、誰も気にしないか。
あの、ファンカーゴに置いていかれた事件と、ヴィッツに乗って確かめることができたことが、ルーテシアRSからノーマルルーテシアに替えた大きなきっかけとなった。
だって、あれだけ足回りが褒められていた300万のルーテシアRSが、150万のファンカーゴに負けんだよ。
それとも、まんまとディーラーにはめられたか?
ヴィッツはヨーロッパではヤリスという名。ヴィッツは「小さいおチンチン」という侮蔑的な言葉に似ているから、らしい。とすると、「ポークビッツ」は、極めて正しい使い方をしている。