ドジ

ゆうべ神戸のおやぢから怒りの電話。
大きなカバン２つに葬式の衣体装束ぎっちり
詰めて行ったところ開けてびっくり、
かんじんの「布袍」が入っていなかったとさ。
　( Pねーさん、漢字間違えないでね )
「だからあれほど確認しろと言うたぢゃないかっ、
どーするんだっ、こんな時間に貸してくれるとこ
ないぞっ、還骨も精進落としもあるのにっ、
おまえが持ってこいっ、今から持ってこいっ」

受話器を30ｃｍくらい離して言いたいだけ
言わせておいた。わざとげぶちに聞かせるために
怒鳴ってるの丸わかりなので、ほいほい、と
生返事をして電話を切って、すぐ京都の
桜井さんに電話。
「あのー実はいま、住職と若院が神戸に
いるんですが」
「はいはい」
「いまから通夜で明日が葬儀なんですが、
布袍を忘れて行きまして」
「それはお困りでしょう」
「お知り合いで神戸近辺の方、おられたら
届けてもらえませんか…」
「わっはっはっはっ、そんなこと、私が明朝、
お届けしましょう」
「え、いいんですか、うううううれしーーーー」
「こんなことしかお役にたてませんから、
大船に乗ったつもりでおってください」
「あああありがとうございます、助かります」

だーかーらー、布袍で行けと言うたろーがっ。
ちゃらちゃらした格好で行くから荷物も増えるし
忘れることになるっ。

昨日、ゆむたさん吐きまくりで死ぬ。
いちんち吐いてくだしてボロ雑巾状態で
寝ていた。今日もふせっておられます。