朝6時55分、家じゅうに火災報知機の
ベルが大音量で鳴り響く !!!!
飛び起きてみたら2階にまで煙と
ものすごい匂いが充満。
セコムから電話「火災発生です ! 」
台所のガスレンジには真っ黒になって
煙と火を噴いているナベ。
おりこうなレンジなのでガスは消えているが、
天井までの高さ半分くらいまで
煙がたまっている。
火災報知機の音響を止めて、セコムの
本体の音を止める。
「火災です落ち着いてください火災です
落ち着いてください」
よけい落ち着けなくなると思うが。
セコムが飛んでくる。
ぢつはゆうべ遅く、侵入警報が出て、
セコムのにーちゃんが来たばかりだった。
( ふらふら本堂まで歩き回ったため )
「何回もすみません…」
「いや、これが仕事ですから。大事に
ならなくて良かったです」
「まだ匂います ? 」
「はい、くさいですよ」
匂いと煙が完全に消えないと
機械の復旧が出来ない。
ナベの中身は、むさしのおかーちゃんが
持ってきてくれたタケノコ。
「今年はこれが最後だからねー」
「うわーありがとう ! おかーちゃんちの
タケノコが本当に一番おいしいよ」
「そう言ってくれるとこっちもウレシイ」
すぐゆでて、我ながら柔らかく炊けたなと
思っていたのだった…。
真っ黒な塊になったタケノコを
見ていたら怒りよりも泣けてきて
台所でわーわー泣いてしまった。
K子さん逆ギレ。
「なんでそんなに泣き喚くのっ、
なんなんよっ、タケノコくらいっ、
食べりゃええんぢゃろ食べりゃっ」
病気なんだから仕方がない、
怒ってはいけない、
こう思って我慢して辛抱して
あと何年続くんだろう。
ひとことも文句も言わず黙っていても
「しょうこに大怒られ ! 怒鳴られた」と
会う人来る人みんなに吹聴されるんだから
すこーし泣いてみたっていいぢゃんよ。
ベルが大音量で鳴り響く !!!!
飛び起きてみたら2階にまで煙と
ものすごい匂いが充満。
セコムから電話「火災発生です ! 」
台所のガスレンジには真っ黒になって
煙と火を噴いているナベ。
おりこうなレンジなのでガスは消えているが、
天井までの高さ半分くらいまで
煙がたまっている。
火災報知機の音響を止めて、セコムの
本体の音を止める。
「火災です落ち着いてください火災です
落ち着いてください」
よけい落ち着けなくなると思うが。
セコムが飛んでくる。
ぢつはゆうべ遅く、侵入警報が出て、
セコムのにーちゃんが来たばかりだった。
( ふらふら本堂まで歩き回ったため )
「何回もすみません…」
「いや、これが仕事ですから。大事に
ならなくて良かったです」
「まだ匂います ? 」
「はい、くさいですよ」
匂いと煙が完全に消えないと
機械の復旧が出来ない。
ナベの中身は、むさしのおかーちゃんが
持ってきてくれたタケノコ。
「今年はこれが最後だからねー」
「うわーありがとう ! おかーちゃんちの
タケノコが本当に一番おいしいよ」
「そう言ってくれるとこっちもウレシイ」
すぐゆでて、我ながら柔らかく炊けたなと
思っていたのだった…。
真っ黒な塊になったタケノコを
見ていたら怒りよりも泣けてきて
台所でわーわー泣いてしまった。
K子さん逆ギレ。
「なんでそんなに泣き喚くのっ、
なんなんよっ、タケノコくらいっ、
食べりゃええんぢゃろ食べりゃっ」
病気なんだから仕方がない、
怒ってはいけない、
こう思って我慢して辛抱して
あと何年続くんだろう。
ひとことも文句も言わず黙っていても
「しょうこに大怒られ ! 怒鳴られた」と
会う人来る人みんなに吹聴されるんだから
すこーし泣いてみたっていいぢゃんよ。