世代交代

長年うちの台所を仕切ってきたお手伝いの
タケモトさんがダウンした。
盆明けにギックリ腰が再発したので
今日と明日は休みます、という電話が
あって、以後半月間、お手伝いさんなしの
毎日で異常に忙しく、脳内沸騰していたら
「どうも仕事が出来そうにない」という
連絡が入った。
病院で診てもらったら「骨粗鬆症」だと
いわれ、半月の寝たきり生活、
ようやっと起き上がることはできるように
なったけど、これ以上休むと迷惑かけて
ばかりなので誰か他の人を探して、と
いうことだった。
葬儀と法事のときの手伝いの
ヤマモトさんに相談してみたら、
夏の陣で手伝ってくれた新人の
おねーちゃんに聞いてみたら、と
言われたので、キャピキャピ30代の
ミヨシさんというお姉さんに電話してみた。
中央街で「みよしや」という小さな
ファストフードのスタンドをしていたのだが、
なにせ全然客が来なくて、閉店して
しまったので、何か定職を探さなくては、と
焦っていたところだった。
ふたつ返事で OK !!!!
「青果市場に出ようかと思っててー、
朝５時半からなんですけど」
「うわー早いねー、カケモチするの」
「しばらくは頑張ってみます、でも
お寺の仕事が増えるんだったら、
そのほうが楽しいし好きなんで、
大丈夫です、やらせてください !! 」

問題はタケモトさんが来なくなったら
ばーばのシモの世話とか話相手を
する人がいなくなるということ。
朝だけ来てくれるヘルパーさんて
いないかね。